なんだか今月は慌ただしかったなー

 

 

そんな中、今週は2重賞に出走があるし

まずは明日の札幌未勝利戦。

 

グランパドゥシャの勝利を期待しております^^

 

 

 

さて

キャロットのパンフも届きまして

 

時間があれば シルクみたいに

全馬の評価もしてみたかったとこですが

精神的にも時間的にも余裕がありません。

 

日曜日はゴルフだしー

 

 

 

なので

募集馬を見て

気になった事柄だけでも取り上げていこうと思ってます。

 

 

 

まずは1番気になったこと。

 

それは

ハーツクライ産駒のことです。

 

 

 

今回のパンフや、ツイッターを見て

 

「ハーツクライ産駒には母が欧米の短距離血統しかない!」

 

なんてことを今でも当たり前のように語ってるのを見て

 

 

???だったので それについて語ります。

 

 

 

 

 

ハーツクライの初年度産駒がウインバリアシオンでしたから

私はそれからずっと 募集されるハーツクライ産駒は見てきました。

 

なので全盛期の産駒も見てきたんです。

 

 

それを思うと

 

今回の募集馬

寂しいなーって思いました。

 

 

 

 

(ここからは私の持論です)

 

 

 

種牡馬は晩年になると

どうしても避けられないことが起こります。

 

それは何か。

 

いらない硬さが産駒に出てくるんです。

 

 

 

硬さを具体的に言えば バネ とでもいいましょうか。

 

 

 

 

芝コースというのは路盤が硬いです。

 

なので

強く路盤を叩く能力が不可欠になります。

 

 

人間でもそうです。

 

 

砂浜でジャンプするよりも

コンクリートでジャンプする方が高く跳べます。

 

 

それはなぜか?

 

強く地面を叩くと

その反力で 上に上がります。

 

 

そしてさらに高く跳ぶためには

筋肉の収縮力

バネを使うんです。

 

 

このバネがないと

いくら強く地面を叩けても

反力を活かしきれません。

 

 

これが晩年の種牡馬になると欠けてしまうんです。

 

 

 

ではそれを補える繁殖牝馬はどんなタイプがいいのか?

 

 

 

まずは年齢が若い母であること。

 

 

そしてもう1つは

硬さを抑えるために 欧州の血統を入れることです。

 

 

 

 

近年のハーツクライの活躍馬といえば・・・

 

 

リスグラシュー
(母はバリバリの欧州血統)

 

 

サリオス
(母はドイツ血統)

 

 

共に欧州のマイラー的なスピードを持った母です。

 

 

 

ここ最近だと ヒシイグアス あたりで

 

この馬の母はストームキャット系なので欧米っぽいけど

母はアルゼンチン産で レインボークエストの血もあるし

 

それ以前に

この馬は先行馬。

 

 

差し脚を一気に伸ばしてくる産駒は

最近ではなかなか見なくなりました。

 

その要因が晩年の種牡馬によく見られる傾向ですね。

 

 

 

 

欧米はダメなのか?

 

 

はい、欧米血統はバネの要素が少ない血統なんです。

 

それはダートが主戦場だからです。

 

 

 

 

今回の募集馬。

 

ほとんどが母が欧米血統です。

 

動画を見ても

やはり切れなさそうな雰囲気を感じました。

 

 

唯一、欧州のスピード血統な馬が1頭いますが

 

ハーツクライ産駒らしい 

大物感

 

大物食いするような風貌にはちょっと。。。

 

 

 

ハーツクライ産駒に出資するしないはもちろん自由で

 

ロマンを追い求める人もいるだろうし

クラシック路線じゃなくてもいい

って人もいるだろうし

 

 

難癖付けるつもりはないんですが

 

どうしても黙っていられなかったので

ちょっと書いてしまいました。

 

 

 

 

ハーツクライ好きな方

ごめんなさい。

 

 

 

私にとっても

大事な大事な馬であることには間違いないですよー★