こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
(↑先日の「ハムストリングスのストレッチの効果とやり方」が、3/23日付のフィットネス・トレーニングジャンル記事2位に選ばれました。ありがとうございます)
大腿四頭筋は太ももの表側の筋肉で、ハムストリングス(裏側)と連携して、ヒザ関節の曲げ伸ばしに働く筋肉となります。
ヒザ関節の可動域は、ヒザをまっすぐに伸ばした状態から、後方へ曲げて約130度くらいとされています。
(パーソナル指導の経験では、太ももの裏側が硬くなっている方が多いですが、バレエやダンスなどを行っている方は表側が硬くなっていることが多い印象です)
股関節とともにヒザ関節の可動域を維持することは、スポーツや下半身のトレーニングのほか、歩行・階段の上り下り・自転車をこぐなど日常動作を維持する上でも大切になります。
大腿四頭筋は、股関節とヒザ関節をまたぐ大腿直筋と、大腿骨上部からヒザ関節をまたぐ外側・中間・内側の広筋群の4つの筋頭で構成されています。
主な働きは、ヒザ関節を伸展する(伸ばす)こと。(大腿直筋のみ、股関節を屈曲する⦅脚を前方へ上げる⦆動作にも関与します)
これらの機能と反対方向へ筋肉を伸ばすと、大腿四頭筋の柔軟性が養われ、ヒザ関節の可動域を維持・改善することができます。
大腿四頭筋はヒザを曲げて、脚を後方へ引いていくことでストレッチすることができます。(立位のほか、横向きで寝る、うつ伏せになるなどして行うこともできます)
注意点は、腰を反らせないようにすること。(背中はまっすぐか、腹部を見るようにして軽く丸めておくと、腰への負担を軽減して行うことができます)
基本は足をまっすぐに後方へ引いていきますが、引く方向を内~外側へ変える(太ももを内側・外側へひねる)と、外側・内側の広筋群へのストレッチ効果を高めることができます。
太ももの表・裏とバランスよく伸ばしていくと、ヒザ関節の安定性・可動性が維持され、骨盤の前後バランスも整い腰痛やヒザ痛を予防するなどの効果も期待できます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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