竿始めに行ってきました。

なかなか釣りに行かなかったのは身体の不調や潮回りがイマイチとか天気悪いとかもあるんですが、そういうのを押し切って釣りに行く気力が湧かなかったにつきますな。

昨年後半にずっとつづいたキャスティングGTの絶不調で心が折れかかってます。

それでも潮回りが多少よくなったので出撃。

干潮は七時過ぎなので、6時頃到着だと南東海域がええやろ…と予想通り、山羊島は潮がゴンゴン。

でも、どうせ出んやろとやる気あまり出ないのは相変わらず。

予想通り、山羊島と箱島のキャスティングは何もなし。

ではジギングと一流し目
なにもなし。

ニ流し目
私にはなにもなしだが、船長に来た!

かなり走られてる。
それも横走り

これはサワラかバショウカジキ!

がんばれ船長!と思うが、潮でガチャ波が立って船が揺れまくるので交代要請が。

ロッドを受け取るが、そんなに重くない。
船で距離を縮めて、リフト。
これは小さいサワラか?と思うと、
浮いてきたのはデカイ背鰭の魚。

ええっ!と

船長のギャフが一発で決まった

バショウカジキ!
私も何度か掛けた事があるんですが、全てジャンプ一発で外されてます。

今回は
フックがガッチリ貫通してました。
船長、ナイスフッキング。

バショウに付いてたコバンザメ

その後、私も頑張るが何もなし。

潮の強さから、ユーチューバーがやってる岬に行ってみる事にした。

キャスティングは何もなし。

で、ジギングに。

ここは一気に深くなっている。

ちょい沖でこの水深

底からシャクって中層あたりでバイト!
しっかりフッキング入れてストレートファイト。
慎重にあげてくる。

水面近くで急に暴れだす魚。
ちらっと見えたのが。
キメジ!
これは絶対に獲ると慎重にランディング。

もう食べる事しか考えられず。

その後、山羊島に移動してジギング。
西からの潮を受けてええ感じ。

メジュームを激しくシャクってワンピッチで水平フォールを意識してるとドスン!

あんまおっきくないな?
美味しいハタかな?と思えば
食えないやつでした。

このあと、浅場でバイト。
先程のキメジよりは重かったのですがフックオフ。

そして山羊島の西側に大きく出て流し始める。

水深が130mあたり。

そこから数回シャクったとこでバイト。
フルドラグにストレートファイトでそこから引っ剥がそうとする。

走るまでいかないがジリジリラインを出される。
それを止めて、懸命巻く。
なんか身切れの様な感触が来たかと思うと軽くなった。




無念のアシストリーダー切れ。
フロロリーダーもかなり傷行ってたのでイソンボか…

その後浅場を流すも反応ないので鮫島へ。

普段なら最後の一勝負!というか本番やけど
不調続きであまり盛り上がらない。

潮はええ感じで流れてる。
ただ、ベイトボールはあまりない。

一流し目は反応なし。
二流し目は外側を。
大礁の潮下側でひったくる様なバイト!
ついにか!あんまり大きくなさそうやけど
本命ではないが、久々のキャスティングでの獲物、カスミアジ。

今度は内側を大礁に寄せる感じで流す。
さっきカスミが来た場所を反対側からキャストする感じ。

するとまた来た!

それも一気にソルティガが悲鳴をあげる!

これはなかなか良さそう。

このポイントは大礁の東側。
複数の沈み根が点在するポイントで難易度が高い。
私の自己記録はここで獲ったが、その時はもっと大礁から離れてキャストして、魚を沈み根から話して食わすというアウトレンジ作戦。

が、今回は沈み根に囲まれている場所で食わした。
もちろん走らせるわけにはいかないので、ハイドラグと12号で止める。
ここからいつもはアスタンで引っ張り、魚の顔をこっちに向けるのだが、この時は魚と船の間に沈み根がある。

このまま浮かす前に引っ張ると根擦れは避けられない。

そう判断してゴーヘイを指示。
前進して沈み根に囲まれた空間に逢えて足を踏み入れる。

ここで走られるとこれまた根擦れ。
更に船が流されるとこれまた根擦れ。
だから動きを抑えながら渾身のポンピング。
とにかく浮かしたいので、普段はあまりしないロッド角度つけたストロークの大きいポンピングは繰り返す。
魚が反転しそうになってもやめない。
UCB7.10EXT- Hがバット近くまで絞り込まれる。
このロッドがここまで曲がったの初めてみたかも。

無事にランディング。
ギャフかけて、私もリーダー引っ張って上げた時に涙が出ました。

不調で長らく出会えなかったロウニンアジですが、この難しいポイントで完璧なファイトを出来た喜びに。

リーダーも全く傷なかったです。

この一匹で満足してロッドオフ。

帰りは北西の風が強くて時化の中を帰りました。

そして初日のお楽しみ。



中落ちをスプーンでほじくって美味しくいただきました。