昨日から「The rise of the minimalist wardrobe -「高層ビルによってNYが沈没?」を読んでいます。

高層ビルによってNYが沈没?


・「高層ビルによってNYが沈没?」(1)

New York has already been suffering subsidence since the end of last ice age.
ニューヨークは、氷河期の終わりからすでに地盤沈下が起こっている。

Relieved of the weight of ice sheets, some land on the Eastern Seaboard is expanding, while other parts of the coastal landmass, including the chunk on which New York City lies, seem to be settling down.
氷床の重さから解放された東海岸の陸地は拡大し、ニューヨークを含む沿岸部の陸地は落ち着きを取り戻しているように見える。

“That relaxation causes subsidence,”
「その緩和が地盤沈下を引き起こします」

says Tom Parsons, a research geophysicist at the Pacific Coastal and Marine Science Center of the USGS in Moffett Field, California and one of the four authors of the study.
と語るのは、カリフォルニア州モフェットフィールドにあるUSGSの太平洋沿岸海洋科学センターの研究地球物理学者で、この研究を率いる4人の1人であるトム・パーソンズ。

But the enormous weight of the city’s built environment worsens this subsidence, Parsons says.
だが都市の建築環境の巨大な重量が、この地盤沈下を悪化させると彼は指摘する。

And this is a global phenomenon.
そしてこれは世界的な現象である。

New York City, says Parsons, “can be seen as a proxy for other coastal cities in the US and the world that have growing populations from people migrating to them, that have associated urbanisation, and that face rising seas”.
パーソンズは「ニューヨークは移住してくる人々によって人口が増加し、都市化が進み、海面上昇に直面している米国や世界の他の沿岸都市の代理とみなすことができる」と言う。



人が活動し続ける以上、重量を減らすことは難しいのでしょうから、まずはこれ以上は抑える、という流れになるんでしょうか。

ヴェネチアも入場制限が始まるとかで、NYも都市を守るための行動が求められる時が来たのかもしれませんね。


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