12月15日　中小企業の新型コロナウイルス対応について

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士・求人採用解決アドバイザー　吉野正人です。

12月1日火曜日。今日は、新型コロナウイルスに関する対応について気づいたことを書きたいと思います。

※西日本新聞より引用

福岡県86人感染　福岡市の飲食店2カ所でクラスター　長崎市長は陰性

2020/12/12 21:16　西日本新聞

　福岡県では12日、新たに86人の新型コロナウイルス感染が確認された。

　福岡市では47人が感染。このうち2人は、早良区西新のバー「メルティー」に勤める20代女性2人。ほかに経営者らスタッフ3人の陽性が判明しており、市はクラスター（感染者集団）が発生したと認定した。

　博多区中洲の飲食店「肉炉端マウンテン」でも、12日公表の学生アルバイト2人を含むスタッフ6人の感染が分かり、市はクラスターと認定した。

　北九州市は21人の感染を確認したと発表。うち市内の2企業でクラスターが発生したとみられる。このほか、小倉南区の小倉総合特別支援学校に通う女子高校生、門司総合特別支援学校（門司区）の小学生の感染も判明した。久留米市では20代男性が感染。県はほかに、10～70代の男女17人の感染を発表した。

　佐賀県では10～90代の男女7人が感染。長崎県では11人の感染が確認された。長崎市は、武田敏明副市長の感染を受けて検査した田上富久市長は陰性だったと発表した。

　熊本県では32人が感染。熊本市によると、熊本南署の30代男性警察官1人の感染が新たに判明し、同署の感染者は計6人になった。大分県では10～80代の男女18人が感染。うち感染者が急増している別府市では、11人の陽性が判明した。宮崎県では7人、鹿児島県では17人が感染した。

※引用終わり。

最近、新型コロナウイルスの感染者数が激増しています。マスコミでは、Go toトラベル全国停止等大騒ぎしています。しかし感染者数の激増は、いわゆる旅行や国内移動が増えた為だけではないと思います。

11月1日から全世界を対象に、海外に7日間以内の短期出張を行った日本人や日本居住外国人が再入国する際、一定条件で14日間の待機を免除しています。また中国や韓国等9つの国と地域についてから入国拒否を解除しています。

あと新型コロナ対策がイマイチな飲食店が多いのも、要因だと私は思います。入口にアルコール消毒液だけ置いている以外、テーブルに飛沫感染防止用障壁を設けず、座席間隔も広くする等新型コロナ対応していない店舗も多く見受けられます。

さらに顧問先を訪問すると。新型コロナ対策も企業間で「対応の差」が激しいと思います。ちゃんとした会社は、入口で検温・アルコール消毒・マスク着用義務・テーブルや机間に障壁設置・換気の徹底等ちゃんとしている会社もあります。

しかしひどい会社は、事業主・従業員共にマスクしていない会社もあります。また飲食時や休憩時、食事後の歯磨き等に、マスクもせずに会話をして、飛沫感染防止の意識が無い会社もあります。また長時間マスクを外して、同じ皿の料理を食べ、飲み食いして大騒ぎしている事例も見受けられます。

先日久留米郊外で、某監理団体の外国人実習生5人が、福岡のクラブで一晩踊り明かして遊んだ後、新型コロナウイルスに感染したそうです。不特定多数の集団が飛沫感染しやすい屋内密室等の場所で長時間、マスクせず、飲んだり食べたり騒いだりするのが危ないと思います。

今後、下記のような「新しい生活様式」を行うことを改めてオススメします。

・身体的距離の確保・マスクの着用・手洗い

・会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。

・まめに手洗い・手指消毒・咳エチケットの徹底

・こまめに換気・身体的距離（原則2ｍ）の確保

・「３密」の回避（密集、密接、密閉）