福岡・久留米のぶっちゃけ社労士・求人採用解決アドバイザー 吉野正人です。
4月15日木曜日。今日は、採用試験における履歴書と面接の関係について書きたいと思います。
採用試験・面接時に、履歴書は必要か？
※ｄジョブ サイト内記事より一部引用
履歴書不要には理由があった。気になる点や対策についても教えます！
2020/04/14 dジョブ
履歴書不要のバイトについて考える前に、まずは「そもそも履歴書ってどうして必要なの？」ということについて考えてみましょう。それがわかると「なぜ不要なのか？」も理解できます。
●応募者の基本情報を知ることができる履歴書
履歴書には応募者の氏名・住所だけでなく顔写真や学歴、特技などの情報を記載する箇所があります。採用担当者は履歴書の内容によって、まずは「どんな人なのか」を、書類から読み取っているのです。書き方もていねいかどうか、熱意が感じられるかなども判断しています。
●履歴書が不要な理由
労働者名簿の作成は法的な義務がありますが、「履歴書を提出させる」ことに義務はありません。ですので、履歴書が不要であるからといって、その会社に不安を覚える必要はありません。履歴書が不要なのは以下のような理由があるのです。
・応募しやすくするため
「書類を作ることが苦手」「敷居が高く感じるなどの理由で、応募を断念してほしくない」。という考えから、履歴書不要としていることがあります。「書類選考はないので気軽にどうぞ！」という気持ちの表れです。
・エントリーシート、オリジナルの書類がある
エントリーシートでの応募を受付けているところや、オリジナルの書類を用意しているところもあります。フォーマットを揃えられる、自分の会社やお店に特化した設問ができるというのが利点です。
・応募の時点では不要、次のステップに進んだら必要
「応募では不要だけれど次のステップに進んだら必要になる」。という場合もあります。たとえば、まずは会って話をしてみて、そこである程度の情報を口頭で確認し、採用となったら書類を提出してもらう、という流れです。※引用終わり。
ネット社会の現在、中小企業において求職者を探す場合、マイナビ・リクナビ・エンゲージ等求人サイトを利用する経営者も増えてきました。それに伴い、「履歴書を貰う必要はない。」という意見もあります。
はたして中小企業の面接時に履歴書は必要なのか？を長年「採用と労務管理の町医者」として、面接官も行ってきた社会保険労務士として私の考えを書きたいと思います。
結論としては、面接試験前に履歴書の提出は必要であると思います。理由としては、記事の通り「どんな人なのか？」「会社にあった人材なのか？」を事前に確認・判断し、不明点は面接時に質問をするためです。また履歴書で、履歴書を書いた人の熱意の度合いがわかります。
ある意味、履歴書は「その人の生き方」の一部がわかる重要な書類です。書かれている文章で考え方の一部がわかります。手書きならば、字がきれいなのか？パソコンで作成ならば、パソコンスキルがどれぐらいか？が「ある程度」把握できます。
履歴書は、面接当日に持参してもらうのではなく、前日までに郵送等で送ってもらう事をオススメします。面接前に履歴書を下記の点を確認して、審査します。場合によっては、書類選考で不採用も有りだと思います。
・誤字脱字があったり、志望動機・趣味・自己ＰＲなど記載されてない方は注意。
・転職歴が多い方は、要注意→面接時に退職理由をしっかり質問して、判断する。
なお履歴書不要で面接したい経営者の方は、会社独自のエントリーシートを作成して、事前にメール等で送付して、面接前日までにメール等で返答してもらう事をオススメします。なお、エントリーシートに記載された内容で「会社にあった人材か？」を面接前に確認し、質問内容を事前に用意して頂ければ幸いです。
写真は先日の夕食で、ミートスパゲティ・自家製鶏ハム・鰆の西京焼等です。
以上、福岡・久留米のぶっちゃけ社労士・求人採用解決アドバイザー 吉野正人でした。
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ただし労働者側の相談も可能ですが、当事務所は会社側の相談が得意ですので、ご了承願います。 なお労働者の相談は、下記リンクの社会保険労務士をオススメします。
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