何が正しいのか? 専門家ほど正しい判断が難しくなっていると思います。 | バンコクで働く社長のBLOG

何が正しいのか? 専門家ほど正しい判断が難しくなっていると思います。

例えば自動車。

アップル等の新興勢力が出てきて、これまで自動車を専門に作ってきた会社からみると、こんなんあかんやろーみたいな事が実はたくさんあるのかな?と想像しています。


乗り心地や衝突安全性、サービス体制、もっと言うと車とはどうあるべきか?というべき論まで。特に日本人は、原理原則を重んじるので、エンジニアが何かを開発する際もそういうべき論は意識、無意識のうちに原理原則は念頭に置いていると思います。


タイのバンコクで走っている新しい路線バスは、全て中国製で日野製はおろか、現代自動車も見た事がない。恐らく日野にしてみれば、サポート体制もバス品質も何もかも俺らが上だという想いはあるのだと思います。恐らく採用されない主因は価格でしょう。JPNタクシーがシンガポールかどこかでも売れないのは、価格だと聞きました。


最終的に中国バスに大規模な欠陥が発見されて、それみたことかと、全部日本製になるかも知れませんが、要するに、製品は何が正しいのか?どうあるべきか?という判断がとても難しくなってます。


こんなんおもちゃやろ、製品じゃないやん、みたいなものが、結局価格を武器にして日本意外の経済活動が活発な国にどんどん入っていく。日本企業が販売に苦戦している間に、そういう企業はキャッシュを手にして、気づいたらご角かそれ以上の対戦相手になっているなどなど。

僕が思うに、こういう事が大事だと思います。

・お客さん目線を忘れない。
・世界を意識する。日本だけは駄目。