開幕間近!連覇へ向けて、スワローズ分析 | スワローズ大好き日記かよ!

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19歳大学生による東京ヤクルトスワローズを応援するブログです。多くのスワローズファン、野球ファンの方々に見て欲しいと思って書いております。

どうも、お久しぶりです。

キャンプ中にヤクルトの事を書いていこうとか書いていましたが、更新できず申し訳ありませんでした。

そして、いよいよ明日、2016年のプロ野球が開幕します!

昨年はヤクルトが見事に優勝しまして、ツバメ戦士がオフの番組に出まくっていたせいで、昨オフは非常に早かった・・・
でもヤクルトの戦いは、昨年の日本シリーズでソフトバンクにやられて日本一を取れなかった瞬間から始まってる!昨秋のキャンプから若手はいっそうレギュラー獲得に燃えているし、レギュラー陣も抜かりない準備をしてきている。
ヤクルトを去り、新しい環境でスタートする選手もいるし、新しい風としてチームに加わった選手もいるので、今年もプロ野球は楽しみ。

しかし、開幕目前になり、残念なニュースも・・・

ヤクルトも金銭授受・・・高校野球賭博が発覚

残念としか言葉がありません。昨年に巨人の選手に発覚し、今年に入ってから更に事件が進み、巨人以外のチームでも、チーム内での賭け事が見つかった。3月15日の段階でヤクルトは関与などを否定しており、個人的には安心していたのだが、ネットでこの賭博発覚を知り愕然としてしまいました。

贔屓チームであろうと、決められたルールに従えない者は許せない。このまま何もなしに終わって欲しくないし、罪を犯した選手への処分はあるべきだと思う。






と、


暗いニュースもありますが、開幕は目前に迫っている!今年も必死にプレーする選手を応援するぞ!


■投手陣

先発

★小川泰弘 3年連続開幕投手決定
◯石川雅規 開幕2戦目の先発が決定
◯原 樹理  ソフトバンク戦での好投でローテ確定
◯館山昌平 最終戦の好投でローテ確定
○成瀬善久 OP戦、2軍戦で未だ無失点好投継続中 当確へ
○山中浩史 10日広島戦で4回パーフェクト 当確へ
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△新垣渚   巨人戦で6失点 争いから一歩後退
△デイビース 13日ソフトバンク戦で途中降板 首脳陣の評価は高い



エース小川が3年連続開幕投手に決定!投のキーマンはライアン

期待していた通り、小川が3年連続の開幕投手に決まった。オープン戦、日本代表での投球も見事だし、チームを引っ張っていかなければならない中心選手なので、期待はかなり大きい。
そして、今年の投手陣の鍵を握る男だと思っている。昨年大車輪の活躍で優勝に貢献したブルペン陣は守護神バーネットとセットアッパーのロマンが退団し、投手力が落ちる事が懸念されている。オンドルセクや秋吉が穴を埋める事になるだろうが、先発陣に出来る事はイニングを稼ぐ事である。

現在の投手陣を見ても、最も期待できるのはエースの小川。本人も200イニングを目標として2016年シーズンに挑む。ルーキーイヤーの活躍を見ても、200回は出来ない数字ではないと思うし、180回投げてくれれば成績もタイトル争いを出来るくらいの数字は残せると思う。
昨年の先発陣は小川、石川が通年で柱として活躍したが、完投数は2人で2回のみ。先発陣だけ見れば去年よりも層は厚く感じるが、完投能力のある投手が揃っているとは思えない。

ライアンはキャンプからライアンフォームを改良し、重心を意識させるように左足の上げ幅を変えた。それと同時に上げてから一度止めていた左足を、下げてからも止めずにそのまま踏み込むフォームにもなっている。このフォームが定着するのに時間は要するかもしれないが、脱力感もあって足を止めないフォームなので、球威の向上もそこそこ見込めそう。
新しくなったライアンフォームで、エースとして完投できる投手に育ってもらいたい!

ドラ1原樹理ローテ確定!ベテラン成瀬/山中も奮闘

ドラフト1位の原はローテは開幕3戦目の巨人戦に先発する事が決定。(巨人は左腕の田口)
見た感じスピードはそれ程ではないが、シュートの切れは非常に良い。決め球に欠けるのと、6月7月になって慣れ始めると、プロの打者はアジャストしてきそうな点が怖いが、四球で大崩れするタイプではないので、新人らしくハツラツとしたピッチングを見せてもらいたい。

移籍2年目の成瀬は最終調整こそ打ち込まれたが、実戦ではほぼ完ぺきなピッチングを見せた。新球種のワンシームに手応えを感じていて、右打者のアウトコースに効果的に使えそう。昨年はFA移籍1年目で3勝に終わってしまい、本人も悔しい思いをしているはず。成瀬の大復活を待っている!

昨年6連勝でチームに大きな流れを生んだアンダースローの山中もオープン戦の成績からして、先発ローテはほぼ当確だろう。
広島とのオープン戦での完璧なピッチングを見ても、昨年の6連勝はダテではないと感じる。

本拠地開幕戦の先発はベテラン館山になりそうだ。オープン戦では満足のいくピッチングが出来ていなかったが、ローテに当確。個人的には新垣もいるし、デービースもいるので無理に寒い時期に使わなくてもいいんじゃないかなと思ったが、最終戦ではしっかり抑えていたので、仕上がりは悪くは無さそう。

開幕2戦目の先発は石川に決定(巨人は高木勇人)
最終調整で打ち込まれたが、このレベルまで行くと心配はしていない。昨年終盤の優勝争いでは巨人戦に登板し、何度も抑えて来たの良いイメージは持っているだろうし、初登板の好投はかなり多い投手なので、巨人打線を封じてヤクルトの存在を今年もアピールしたい。



中継ぎ

◯オンドルセク 背中の張りで離脱するも復調し抑え当確
◯秋吉亮     代表戦などOP戦でも好調
○ペレス     外国人枠争い 15日広島戦で被弾含む4失点
○ルーキ     外国人争い   結果残す
◯徳山武陽   開幕1軍は確定的で今年は勝ち試合で投げたい
○古野正人   巨人戦で好投 中継ぎで生き残り
○久古健太郎  まだ仕上がっていない。右打者へは使えないかも
○杉浦稔大   先発争いからリリーフ転向
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△寺田哲也   オープン戦でアピールできた
△中沢雅人   戸田で投げている 生き残りにアピールしたいところ
△岩橋慶侍   久古が不調の中、好投続いてアピールできている


バーネットの穴は秋吉/オンドルセクが埋める

スワローズ一番の課題はバーネット、ロマンの穴だろう。守護神はオンドルセクが担う事が決まったが、個人的には心配はしていない。昨年もオンドルセクにクローザーを任せる予定だったが、不調だったバーネットが見事に力を取り戻した為、セットアッパーの役に回ったという事だった。大崩れするタイプでもないし、ストレートも速く、空振りを取れるボールもある。来日2年目で日本のプロ野球には慣れてきているので、新守護神として期待する。
守護神候補だった秋吉はセットアッパーとして8回を任される事になりそう。素質は十分抑えを出来るものだし、実績も十分あって代表戦でもその力を発揮している。間違いなく彼がブルペンの柱だと思っているので、秋吉、オンドルセクに対しては何の心配もない。ただ、怪我だけは怖いので、去年同様にリスク管理を徹底するべき。


期待の新助っ人の活躍 ルーキ/ペレス

秋吉、オンドルセクに繋げる役割を担うのが新助っ人のルーキとペレスである。右のルーキはオープン戦で1試合しか見ていないが、変化球の切れが良かった。本来はストレートが150キロ以上でるようなので、昨年のオンドルセクのように、暖かくなるにつれて球威は上がっていくのだろうと期待したい。左のペレスは思っていたよりもストレートに速さを感じる。たまたま打たれた試合を見てしまったので、不安が残ってしまったが無理に変化球で交わすピッチングをするなら、ストレートで押していくスタイルで行っても良さそう。

リリーフ陣はこの2投手がどこまで投げられるかが、シーズンの行方を左右しそうだが、今のところは安定したピッチングを出来ると見ている。

他にも徳山は今年は更に上積みがあると感じる。ストレートとフォークは武器になっているし、強気に武器の速い球で押していってもらいたい。
久古はオープン戦であまり良くなかったが、昨年同様に左打者へのワンポイントで期待。彼も外国人選手同様に暖かくなるにつれてボールが走ってくると思う。

杉浦は先発争いをしていたが、リリーフでのスタートとなった。高津コーチ曰く「リリーフの気持ちを味わうのも勉強」と話していた通り。争いから落ちたと捉えるのではなく、経験の場と捉えてもらいたい。恐らく先発が早い回に崩れた時の敗戦処理や、ビハインドでの登板になりそうだが、この役割こそ彼が今後先発投手として活躍していくために必要な経験になりそうだ。
昨年彼をキーマンに挙げたが、まだ1軍の経験も乏しいし、まずは1軍に慣れてもらいたい。ルーキーの原に負けまいと奮起して後半戦では先発に復帰して勝ち星を積んでいる事だろう。

古野に関してはボールの勢いがあって、今年はまた違ったピッチングが出来るんじゃないかなと見ている。先発で長いイニングを投げている時は丁寧な低めへのピッチングという印象だったが、短いイニングで140キロ後半のボールを投げ、フォークも良いのでリリーフで開花する可能性も秘めている。


2016年期待大の投手

岩橋慶侍 開幕1軍からは漏れてしまったが、ペレスと久古という2人の左腕がいたのでしょうがない。個人的にはオープン戦を見ていて一番ワクワクするピッチングをしていた。ルーキーイヤーに短期間だけ1軍で好投していたが、その時のようなストレートの切れがあったので、今年は岩橋のピッチングを楽しみにしている。

田川賢吾 オフにライアン繋がりでレッドソックス上原と自主トレを行い、上原のブログで逸材を評価された。昨年ヘルニア手術から復帰したが、未だ1軍未登板。高卒4年目で怪我持ちの選手なので急ぐ必要はないが、今年から高校の後輩の日隈ジュリアスが入団しただけに負けられない思いはある。
まずは2軍で実戦登板する事が優先だが、早く彼のデビューを見てみたいものだ。

■野手陣

捕手
◎中村悠平 不動の正捕手 コリジョンルールに苦しむ
◯西田明央 持ち味の打撃で捕手3人制なら代打要員でも
△田中雅彦 ベテラン捕手。現在一軍登録

一塁手
◎畠山和洋 腰痛で出遅れ 16日に戸田で復帰
△森岡良介 一塁での出場が続き、打率3割越えと好調維持
△田中浩康 3月から一軍に合流し、打撃好調
△荒木貴裕 畠山離脱で一塁での起用が増えた。打撃不調

二塁手
◎山田哲人 結果が出てなかったが16日に猛打賞
×三輪正義 キャンプから2軍調整が続く

三塁手
◎川端慎吾 16日にインフルから復帰し内海から右越えホームラン

遊撃手
◎大引啓次 ショートのレギュラー 開幕スタメン筆頭候補
◯今浪隆博 中旬から一軍に合流し打撃好調
△西浦直亨 若手有望株 打撃好調
×谷内亮太 セカンド、サードも守るが打撃で結果が出ない

外野手

◎雄平    不動のレギュラー フォームを変え広島戦でHR
◎坂口智隆 OP戦4割越えと絶好調で開幕スタメン確定
△上田剛史 もう若手扱いではないので打たないと残れない
△比屋根渉 上田同様 打撃で成績残せてない
△鵜久森淳志 バレ離脱で一軍へ近づくが、結果を残さなければ厳しい
◇バレンティン 左わき腹の肉離れで離脱へ
×山崎晃大郎 好守でアピール中 結果残して開幕へ残りたい



今年も強打線は機能する?

川端がインフル、畠山が腰痛で離脱したが、2人とも開幕には間に合った。首位打者川端は合流した後も結果を残したし、畠山は1軍での調整までは行かなかったが2軍で打てていたので打に関しては問題なさそう。守りに関しては戸田でも就いているので問題なさそうが、当分は早めの代走などが必要だろう。

川端、山田、畠山で猛威を振るった昨年だったが、今年も打線は大きく落ちる事はないと見ている。山田が不調だったのもタイミングの問題で、開幕に近づいてくるとヒットを積み重ねた。昨年の活躍で3選手へのマークが厳しくなるだろうし、特に山田に対する攻めは激しいものになるだろうが、雄平が青木流のフォームで結果を残しているし、新加入の坂口の打撃が思ったよりもいい。

川端、山田、畠山が昨年以上の成績を残すのは至難の技だが、優勝を通して得たものは大きい。肉離れで戦列を離れているバレンティンも状態は昨年に比べて良い。
昨年までコーチだった伊勢大明神「山田には悪いがHR王はバレが獲る。それくらい状態が戻っている」と話しているので、復帰した後で試合勘を取り戻せば、やってくれると信じる。

新ルールの「コリジョン」で野球は変わる

かなり変わってくるんじゃないかな・・・より得点圏にランナーを進める攻撃をするだろうし、ランナー2塁でのワンヒットでの本塁突入もかなり増えるだろう。内野ゴロでも迷ったらホームに突っ込んでくるような走塁が今シーズンはかなり見られそう。

守備側はランナー2塁時の外野手の守備位置が例年よりも前に来るので、得点圏に走者を置いた場合の長打が生まれやすい。
ランナーを還さない事が重要視されるが、バッターランナーを先の塁に進めない事で最少失点にとどめる事が必要となるだろう。

悪質なブロックが2度会った場合、捕手を退場処分とするという事も大きいかな・・・捕手の登録人数でチームの戦い方は投手陣の枚数にも影響するので、ガラリと変わりそう。ヤクルトは開幕は中村と西田の2人を登録したが、巨人3人、阪神2人、広島3人、中日3人、DeNA3人を登録。パ・リーグでは西武が4人、日ハムが5人登録しているように、枠の使い方も考えさせられる。

新加入の坂口がOP戦大活躍で開幕スタメン当確

1番センターを争っていたが、オープン戦で4割を超える打率で首位打者にも躍り出た。バレンティンが抜けた事と、打撃好調で開幕は5番や6番を打つ事になりそう。
一日一日を勝負としてキャンプから全力でプレーした結果ですね!
雄平、大引、森岡、今浪と同級生。まだまだやれる選手だ

2016年期待大の野手

中村悠平 昨年優勝を経験した事はとても大きい。色々な投手の球を受け、弱いチームを勝たせたことは彼にとって大きな糧になっている。若い選手だが、声を出して選手を引っ張れる存在なので、グラウンド上の監督として今年も彼にスワローズを任せたい。背番号27番も見えて来る!

西浦直亨 バッティングだけを見ていると開幕スタメンでも良いレベルで向上している。元巨人日ハムの二岡のようにバットが素直に出るバッティングで好成績を残している。
優勝旅行は練習の為辞退した男なので、特に楽しみな選手。今年ブレークありそう



◆開幕戦スタメン予想◆

1番 中 上田剛史
2番 三 川端慎吾
3番 二 山田哲人
4番 右 雄平
5番 一 畠山和洋
6番 左 坂口智隆
7番 遊 大引啓次
8番 捕 中村悠平
9番 投 小川泰弘

<上田>新人では山崎が入り、坂口が新加入で活躍中。比屋根もそうだが、上田ももう若手という位置付けではない。結果を残さないと今年は出場機会が危ぶまれる。言いたい事は多いが開幕してからにしよう。

<川端>今年は200本を目指して欲しい。大変な時に選手会長を任されて大変だが、色んなベテラン選手がフォローして欲しいね。プレーでは連続首位打者、200本だ!

<山田>昨年の疲れはまだ癒えないだろうな・・・今年はチームの顔としてプレーして欲しい。

<雄平>2年連続で開幕4番。力みやすい選手なので、畠山の復帰は大きいはず。開幕4番・巨人戦と気負ってしまう部分を忘れて、雄平らしいスタイルで開幕して欲しい

<畠山>試合勘だけが心配。無理して再離脱とならないように・・・今年も打点王の働きを期待したい

<坂口>この選手の活躍はチームに良い刺激を与える。打順的には1番を任せたいが短期的にこの打順になりそうだ。長いのも打てるので、1番でも自由に打たせたい打者

<大引>昨年はまとめ役としても頑張り、守備でも大きく貢献。あとは打撃のみ。ライバルは今浪、西浦と強力だが、今年も内野を〆て欲しい

<中村>最初はコリジョンに悩まされるシーンがどうしても出て来るだろう。ブロックする・ホームを決死に守るというのは捕手の特性なので、長年染み着いた感覚をすぐに拭う事は難しいかもしれない。新ルールへの対応をどうできるか。捕手としては昨年優勝を経験して一段と成長

<小川>巨人打線、新人時代から何度も投げ合ってきた菅野との対決は見ものだ。宿敵に勝って良いスタートを切って、石川ら先発陣にバトンを渡したい。