吟とんの“神とん”。
スープは完濁の茶色、液温アツめ。
口当たりぬるぬるむんわり。
分厚い豚骨のうま味に煮干しの乾いた香味がガッキリ食い込み、タフでヘビーな味をどすんと落とす。
麺はストレートの太麺、茹で加減ゴワゴワ。
歯応えハードなせいか食圧が強烈。
ストロングな弾力で口の中をもっちもちに埋め尽くす。
チャーシューはレア肉が4枚。
食感独特で、なんか鷄軟骨みたいな妙なコリコリ感。
味も妙で、レア肉らしいさっぱり感はなく、いかにも豚肉的な脂の強い、だら~んとした味。
ちょっと塩強いな。
食べ始めは気にならんけど、中盤くらいから段々もたれて来る。
濃厚さよりバランスにもっと軸足を置いて欲しい。
それと肉な。
昔の吟とんのレアチャーシューはすごくみずみずしくてクオリティ高かったけど、今日のはアレ?ってくらいつまらなかった。
レアにするんなら、もっとフレッシュ感を前面に出したスカッとした味にして欲しい。