大阪府断酒会研修部会 | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 大阪府断酒会では、展開する事業の運営のために専門部会をいくつか持っていて、その一つが研修部と言う事です。私は大阪府断の理事であると同時に研修部員でもあるのです。

 

 研修部では、毎年酒害相談講習会と、地域断酒会一日勉強会の開催運営をやっています。今年は酒害相談講習会をオンラインながら開催することができました。例年と違って、オンライン開催ということでその反省と、来年度の講習会をどのように開くか、を纏めるために今日の部会は開かれました。

 それと、今年度のもう一つの事業である地域断酒会一日勉強会をどんなテーマで開催するかも議題となっています。

 

 まず今年の酒害相談講習会ですが、オンラインと言うことで問題はなかったかと言えば、特に問題はなかったようです。ただ、高齢化が進む断酒会ですので、オンラインと言う新しいやり方になじめないという意見はあったようです。

 毎年、会場に参加してくれていた人が、今年はその地域で見れる場所を提供したにもかかわらず、参加してくれなかったということがあったようです。

 

 しかし、会場までわざわざ足を運ばなくていいという点、それからリアルタイムでは見ることができなくてもアーカイブで、あとから視聴できるという便利性についたはかなりの評価があったようです。

 それで、会場開催の前回と今回の参加エントリー数はほぼ同数だったようで、受け入れられない人もいる反面、優位性を認めて、新たに参加するようになった人もいるということで、参加者は同等数が見込めるということになりました。

 

 それで来年度の開催は、「ハイブリッド」会場参加もありで、尚且つネットでも配信、アーカイブの聴取もありと言う形でやろうということになりそうです、まだ決定ではありません。細部を検討して、理事会での承認を得て初めて決定になります。

 

 もう一つの議題今年度の「地方断酒会一日研修会」ですが、これは各断酒会の運営担当者が、断酒会の運営の仕方について勉強しようというものです。最近のトレンドは、コロナ下でも例会の在り方とか、コロナで注目されるようになったオンラインによる例会とかイベントなどです。

 

 まあ色里緒菜ことが考えられるのですが、2年後の全国大会は大阪での開催になっていますので、それに対する対応などを手0間に上げては、という意見もありました。後、「指針と規範」の勉強とかです。

 

 議論の中で、古くからいる人たちから、昔のことを訊くのはどうか、という話が上がってきました。断酒45年とか50年とかの人も少数ながら現存しているのです。その人たちは大阪府断酒会の黎明期のことを知っているので、当時の話が聞きたい、というのです。病院の医者でも当時からアルコール医療に携わってきている人が少数生き残っています。今のうちに当時の話を聞いておかなければ、いつまで「生存者」が生きているかわからないというような話になっていました。

 

 昔の人から当時の話を聞く、とっても魅力的な話です。そしてその人たちが生きている今のうちにしかできない事のようです。

 

 断酒会はその時元気な人が動いているだけで、それが継承されるシステムがないので、伝承がほとんどされない組織なのです。

私のところ豊中市断酒会のことも私以前のことは会長である私もほとんど知っていないのですから。昔話を聞けるうちに聞いておくというのは大事なことに思えます。

昔話?


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