乗り過ごしどころか折り返し乗車 | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 酔っぱらっている時のやってしまったことに「乗り過ごし」と言うのがありまして、頻繁にやったものです。乗り過ごしの範疇に入ると思うのですが、終点まで乗って、その列車がそのまま折り返し運転をするときそのまま乗っていく、と言うこともよくやっていたものでした。

 いつもの乗り過ごしは、大体終電あたりのことで、終点まで行っても駅から放り出されて、タクシーとかに頼って、家に戻っていくというパターンです。終電だと、そのまま運転終了だったり、車庫へ回送なので、車掌さんに起こされて、放り出されていたようです。

 

 それが、日中だったりすると、折り返し運転をするので、そのまま乗っていて、ふと目が覚めると、自分が向かっていたのとは反対方向に電車が進んでいることに気が付くのです。また短い路線だと、何度も行ったり帰ったりをしていたということもあったようです。まあ時間経過から考えて、何度か往復したのだろうと推定しただけですが・・・・

 前夜飲みながら書類を書いていて出勤の地下鉄で気が付いたら反対方向に走っていたということもありました。
 
 そんなことをやっているもので、目が覚めると思っていたのと逆方向に走っていると、「やっちまった」と慌てることになるのですが、新幹線で焦ったことがあります。まあ新幹線の場合、運営上、折り返し乗り続けることはできないはずですが・・・・
 例によって、酔っぱらった眠りからふと目が覚めて、窓の外を見ると、東京駅に着く直前なのです。本来私は帰る先は大阪ですから、眠りこけて、折り返し乗って東京まで戻ってしまったのかとパニックになりました。でも焦った結果、急速に寝ぼけ状態から覚めてようやく気が付きました。その頃は一時関東に住んでいて、帰る方向が東京だったのでした。
 まあ、乗り越し、折り返し乗車を頻繁にやっていたので、身にやばさが染みついていた結果だったのでしょう。
 
 断酒してから13年、一度も乗り過ごし、さらには折り返し乗車をしたことがありません。酔っぱらわなければやらないことだから当然ではありますが、これも酒を止めた成果と言う事です。

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