花粉症の一般薬!抗アレルギー薬としてのアレグラとザジテン | あなたを健康から最高にHAPPYにする方法

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慶應大学の薬学部生が
お伝えします☆

そもそも、花粉症の薬には3種類あります。


①抗アレルギー薬

②抗ヒスタミン薬

③ステロイド


一般薬としてもっとも有名(?)な


ザジテンとアレグラは①の


抗アレルギー薬に分類されます。



今日はこの抗アレルギー薬が


どうして花粉症に効くのかを


考えたいと思います!




抗アレルギー薬とは、


かなりまとめていうと、


ヒスタミンの発生を防ぐことで


花粉症の症状をなくす薬です。





復習ですが、


花粉→体がIgE抗体を作る

      ↓

IgE抗体が肥満細胞と結合

      ↓

肥満細胞が破裂

     ↓

ヒスタミン分泌→花粉症


でしたね!




抗アレルギー薬は、IgE抗体と


似た構造をしているので、


IgE抗体のように


肥満細胞とくっつきます(結合します)。


しかし、抗アレルギー薬は


IgE抗体とは異なるので、


肥満細胞と結合しても


肥満細胞は破裂しません。



つまり、ヒスタミンは分泌されません。




こうして、IgE抗体が肥満細胞と


結合してしまう前に、


抗アレルギー薬を肥満細胞に


結合させておくことで、


IgE抗体が肥満細胞に


結合する余地をなくすのです。




繰り返しですが、


IgE抗体が肥満細胞に結合できなければ、


ヒスタミンの分泌は起こらないので、


花粉症の症状は


出てこないはずですね!!






これが抗アレルギー薬が


花粉症の症状に有効な理由です!




ん、、


じゃあ待てよ、、


と思った方は鋭い!




そうです。


抗アレルギー薬としての


アレグラやザジテンは


花粉症の予防に最適なんですね☆





つまり、あらかじめ


抗アレルギー薬を


肥満細胞に結合させておくことで、


体が花粉を吸収して


IgE抗体を作ってしまっても


肥満細胞に結合できないようにしておく


という作戦です!






ちなみに、


自分は今年、花粉症の症状が


出始めてから


ザジテンを服用してますが、


はっきり言ってあまり効果はないです。。





あえてザジテンを服用しない日も


作ってみたのですが、


さすがに薬なしだったその日は


地獄にいるようなくらい


ひどかったので


薬なしよりは


服用したほうがいいのは確かですが。。




あ、ちなみに僕の症状は


鼻水、くしゃみ、鼻のかゆみ、


のどのかゆみ


がメインです。




中学生の時は、


箱ティッシュ野郎でした(笑)




それと比べると今はずいぶん


楽になりました。




みなさんは花粉症ですか??


花粉症ならどんな症状を


抱えてますか??









今日も最後まで読んでいただいて


ありがとうございました☆







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