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1月11日 映画「ゴジラ-1.0」 [2025年 日記]

今年の映画始めはゴジラ

ゴジラの造形がよく出来てる
昔のゴジラに比べたらいけないけれど、質感も色も動きも、本当に出てきたら怖いだろう
いや、怖いどころじゃない、腰を抜かして震え上がるだろう

圧倒的なパワー感も充分に描かれていた

さて、ストーリーはゴジラを人が頑張って倒す話
そこに登場人物の思いをからませてある

原子力開発だの環境破壊だのといった社会問題がからませられてなくて、そこのところは重さが軽減されている
がしかし、特攻だの生きる死ぬだのといった、今度は別物の、実はもっと重いテーマがからんでる
怪獣ものだから、という訳でもないだろうが、それらのテーマはあまり深刻に丁寧に描写されていないので、見終わっても自分の場合は苦しくはなかった

生きていることが素晴らしいと思えるのは死を想えばこそ
ならば重要な登場人物の1人である典子さんは死んだことにしておいてもよかったのでは、と思うのだけれど、おそらくそのあたりは重々検討され尽くしたうえでのストーリーでしょう

生きる、が大事と声高に叫びつつ、特攻や戦争を少しばかりきれいごとにしちゃいないか

あと、なんだろう、話が非常事態下なので仕方ないが、役者さんの激しい表情ばかり見ていたような気がして食傷気味
穏やかな表情が99.9%の日常と、テレビや映画の世界って、乖離してるよね


タグ:映画
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