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セブ、バギオなどフィリピン留学が特に盛んな地域中心に6月末現在のコロナ関連状況をお伝えいたします。

フィリピン語学学校が最も多いセブ地域ですが6月初旬にはロックダウン(ECQ)から比較的規制の緩いGCQに緩和されましたが、その後数日経過して再度ECQに逆戻りさせられました。

規制が強化された理由はGCGに移行したとたんコロナ感染者が急増した事、マニラと違いセブは病院のコロナ感染者受け入れ態勢が十分に整っていない事などが挙げられます。

 

6月下旬時点で規制が最も厳しいECQが適用されているエリアはセブ市のみです。

セブの次にフィリピン留学が盛んなバギオ市は現在一番ゆるいMGCQが適用されております。バギオでは過去数か月新規コロナ感染者が出しておりません。セブではすべての語学学校の運営が中止となっておりますがバギオのいくつかの語学学校は運営を続けております。但し外国やバギオ市以外の地域からの新規受け入れはいたしておりませんので今後はフィリピンや世界全体のコロナ状況が今後のカギとなります。

次はセブ、バギオに続くフィリピン留学第三の都市クラーク・アンヘレスの状況。こちらもバギオと同じMGCQが適用されております。食料品店、医療および燃料関連店舗以外の一般商業店がお店を再開し始めており、ジプニーなどの公共移動手段も営業を再開いたしました。

但しこちらはバギオとは違いロックダウン規制解除後にコロナ感染者が増加が報告されているのでGCQやMECQへの規制強化措置が取られる可能性がささやかれています。

 

写真はアンヘレス・シティのバリバゴにある韓国レストラン。3月のデュテルテ大統領のロックダウン宣言以降はテイクアウト専門営業を行っておおりましたが6月19日より再度店内でのお客の食事奉仕を再開いたしました。但しコロナ禍以前は24時間営業であったこのお店の営業時間は午前8時から午後8時までの12時間と短縮されました。店内の食卓テーブルは数が減り、ソーシャルディスタンスが保たれています。

 

 

 

 

■High Risk

強化されたコミュニティ隔離措置(ECQ)

■Higher than Middle

修正を加えた強化されたコミュニティ隔離措置(MECQ)

■Middle Risk

一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ)

■Low Risk

最も危険度の低いエリア(MGCQ)

 

フィリピンの国内、国際旅客飛行機便は少ない便数ながら維持されております。国内線は移動できる範囲が広がりつつあります。7月中旬には全面再開されると言われておりましたが、セブのコロナ状況が悪化しているのでもっと時間がかかりそうです。

一方感染者が少ない観光地ボホール島、ボラカイのあるバナイ島、西部諸島楽園パラワンへの空港ダイヤを海外からの旅行者を確保するため正常に戻すという話が政府内で検討されているとの事。