メンタルコーチ横山です

 

ラダートレーニングはかなりメジャーなトレーニングになっているので、知っている方も多いと思います。

 

ラダートレーニングは、ハシゴみたいなもののマスに、様々なステップで進んでいくトレーニングです。

 

ラダートレーニングは、こんな感じ

 

例:パラレル(前進)

枠外に1回ステップし、枠内で2回ステップする。これを左右で繰り返す

枠外にステップするときに前へ進む

私も、以前、体育の授業の準備運動として取り入れていたことがあった。

50m9秒8で走る運動が、不得意な女子生徒が、3ヶ月ぐらいで、8秒3で走るという、驚くほどの効果があったことを覚えている。

 

このラダートレーニング

あるYouTubeでとんでもないものを見つけた

 

人は、どこまで速くなる?
 

 

 

ひょっとして、早送り?

背景の人の動きを見たら、普通です。

間違いなく、本物です。

 

ラダートレーニングを真剣にやったら、ここまで速くなる。

 

余談だが、

普通は、スポーツの競技力を高めるために、素早い動きを身につけたくて、トレーニングをするもの。

でも、彼は、特にスポーツをしているわけではなく、ただ単に、もっと速く、もっと速く、を追求した結果こうなったという。

 

限界を決めないで、今よりも速くを追求してきた結果だ

 

これだけの敏捷性があったら、どのスポーツでもプロレベルまで行けるんじゃないか?

サッカーやフットボールをやる姿が見てみたかった。

 

現在は、トレーナーとして活動しているそうだ。

 

この動画から、学べることは、意識の強さだけはない

 

ラダートレーニングの用具は、SAQの器具が有名だったが、今は、安価のものも出回っている為、家庭でも変えるくらいの値段だ。

手軽に手に入れることができるようになった。

 

クイックフットラダー(クレーマージャパン)

私は、20年前からクレーマジャパンの商品を愛用していた。値段は高いが、耐久性もあり、安心して使えるものです。

 

ラダートレーニング

最近は、安価のものが増えている。初心者には、ことらのほうがいいかもしれません。

ただ、使用前、使用後で、紐がねじれてることがあると、少しストレスになります。

 

ミニハードル・ラダー・コーン(セットでお得)

上記のラダーとミニハードル、コーンがセットになったものです。様々な動きをする場合には、こちらのほうがお得です。

 

楽天さんには、他にもたくさんの種類のものが売っていますが、どれを買っていいか迷います。

参考にしてください。

 

昔は、スピードや敏捷性などを高めるには、ひたすらダッシュを繰り返すだけだった。

筋肉の反射は先天的な要素が強く、ダッシュしてもなかなか効果が上がらないのが実情だった。

 

しかし、現在、「ラダートレーニング」によって、スピードも敏捷性も、安易に高められるようになった。

 

合わせて、ミニハードルなどの器具も合わせて、サーキットトレーニング的なトレーニングをすることもできる。

 

ラダートレーニングをすることで、子供の足が速くなる。素早い動きが向上する

 

 

私が、このラダートレーニングを推奨するのには、まだ、ある理由がある。

 

「ラダートレーニングをすると、レギュラー入なんて、無理だと思っていたけど、可能性が見えてくる。

 

何よりも、「子供自身が努力したら、できるんだ」。と言う成功体験を肌で感じることができるし、自己肯定感も高まる。

 

部活やクラブの練習では、このトレーニングをしているが、圧倒的に練習時間は少ない。

 

ご家庭で、このトレーニングを毎日、30分でもやったら、間違いなく、素早い動きは身につくし、競技のパフォーマンスは上がる。

 

こうした、影の努力をする事で、成果を上げる体験が子供の成長に大きく影響する。

 

目標を持ったときに、影で、ひたすら努力する習慣

 

困難なことに対して、影で、ひたすら努力する習慣

 

子供自身が、努力すれば、必ず報われるという信念や価値観に大きく影響するからだ。

 

 

 

 

使用する上で注意する点が3つある

 

何事にも、プラスとマイナス、作用反作用、陰と陽がある。

 

ラダートレーニングも同じ

真剣にやったら、間違いなく、敏捷性は高まる。

やり方によって、スピードも跳躍力も高まる。

 

でも、気をつけて欲しいことがある。

子供たちは、どうしても、速くやりたがるし、誰が速いか競争してしまう。

早さも大切だが、それ以上に正確にやることが重要なんだ。

正確な動きができなければ、ただ、速くできる人みたいになる。

 

まずは「正確」にやることに意識を向けてやらせることが重要です。

 

二つ目

ラダートレーニングのデメリットは、特徴であるあのマスだ。

あのマスは、ある意味動きを制限してしまう。

あのマスにこだわりすぎて、制限された中での素早い動きになり、実践には向かないことが心配される。

 

だから、あのマスを広げたり狭めたりミニハードル間の距離を調節することで、カバーできるようにできている。

 

3ヶ月もあれば、明らかに素早い動きができるようになるだろう。

 

三つ目

成功体験を積むことは、成長期にとって、とても大切な事はお伝えしたが、放漫になってはいけない。

 

自分はできるんだ、おまえ達とは違う。

だから、俺は、おまえ達の上の存在なんだ。

 

これ危険な思考

 

そうならないために、

成功体験を得る過程において、家族の協力やつながりが必要です。

一言で言えば「愛」を感じられる関わりがあるかどうかで、「影で努力する習慣」が正しい方向に向くかどうかが決まる。

 

スポーツを通しながら、子供を育てるって

こういうことなんじゃないだろうか