三浦春馬さん、気に入っていた俳優の一人でした。

もう、彼が演じるドラマが見られないかと思うと、残念です。

 

テレビやマスコミは、原因を追求する報道を繰り返しているが、すべて、憶測に過ぎず、真実は誰にもわからないと思う。

 

ひょっとしたら、自殺した本人もよくわかっていなかったのかも知れない。

 

過去にも、芸能人の自殺がニュースになることが度々あった。

 

芸能人は、メディアを通して、私たちを楽しませたり何かを伝えたりする存在だ。

 

だから、彼が、最後にしたことを、私なりに解釈し、子ども達のためにどのように影響を与えるか考えてみたい。

 

自殺について考えてみたい。

 

私は、普段、ニュースになることは少ないが

 

日本では年間、いったい、どれくらいの自殺者がいるのだろうか?と気になった。

 

日本の自殺者を調べたところ

年間2万人

1ヶ月1,500人

30分に一人の割合だ

 

自殺者の多さに、改めて驚愕する。

 

 

出典

厚生労働省自殺対策推進室

https://www.mhlw.go.jp/content/202005-zantei.pdf

 

国別自殺率

https://data.oecd.org/healthstat/suicide-rates.htm

 

 

中高年が全体の3分の2を占めていること。

十代の若者の死因のトップが、自殺であること。

 

厚労省は、自殺率を低下させるために、様々な組織と連携しながら行っていること。

 

9年連続低下しているとは言え、まだまだ、自殺者は多いこと。

 

実際に、命を絶っている人が年間2万にいると言うことは、潜在的に自殺願望、自殺未遂者を含めると、一体どんな数字になるだろうか?

 

「顕在意識、潜在意識の割合」で考えたら20倍?

「ゴキブリ1匹いたら100匹」で考えたら100倍?

「氷山の1角の割合1/10」で考えたら10倍?

 

いずれにしても

2万人の何十倍もいると予想される。

 

私にできる事は、微々たる事だ。

 

人間である以上、心がある以上

自殺は、今後も後を絶たないと思う。

 

三浦春馬さんの自殺について、改めて気がついたことが二つある。

 

一つ目は

私が、命を絶つときはどんなときだろうか?

 

私自身は、いじめや失敗、どんな困難でも乗り越えていく自信はある。

 

ただ、一つだけ

 

私が、自ら命を絶つときは、大切な子どもを守るときだと決めている。

 

裏を返せば、大切な子どもを失ったときは自信がないと言うことになる。

 

だから

大切な子どものために、悔いのないように、やれる事はやろう!と改めて思った。

 

二つ目は

影響力のある人たちは、子ども達の見本になるべきだと思う。

 

マスコミもメディアも、自殺についての原因をあれこれ報道し、視聴率を上げることを優先する事だけでなく、子ども達にどんな影響を与えるかも考えて報道して欲しい。

 

影響力ある人たちは、ある意味、子ども達の夢であり、目標であり、憧れの人たちです。

 

その人達が、「私は、絶対に命を絶たない」とか、「私はこうする」とか、見本にならなくてはならいと思う。

影響力ある人が、若者の自殺を防止するための良い機会ではないかと思う。

 

 

最後に

「自殺」と言うと、逃げているという印象が強い。実際に、そうなのかも知れないけど、私はあえて、「命を絶つ」という言葉を使いたい。

 

自分の命を、人の役に立たせるという信念持っていたい。

そう考える一日でした。