本当は英語表記の、
「HELLBOT」
ブログタイトルは分かりやすくカタカナにしました。
超貴重なシナリオ!関係者だけの特権!
日本ホラー映画界の鬼才、
山本淳一監督が魂込めた未来の傑作。
私、深沢真一は小さな役をいただき、
一昨年の秋、出演を果たしました。
ホテルロビーでの記念撮影。
左から山本監督、私深沢、元一世風靡の俳優・小野さん。
その後通常シーンはクランクアップし、
打ち上げにも参加しました。
しかしまだ膨大な量の特撮シーンが残されており、
未来の傑作は未だ完成に至りません。
この作品のシナリオ第一稿を読んだ時のことは今でもよく覚えています。
冒頭から凄まじい特撮シーンの連続で、
その後の展開がまた凄くて一気に読み終え、
即感想を監督にメールしました。
でも正直あの時最初に思ったこと。
「これ本当に撮れるのか!?」
低予算、形としてはインディーズ、とは言え、
映画作りのエキスパートが集合しての製作。
「撮れるのか?」なんて失礼千万。
でもそう思えてしまうほど、
独創的で凄い映像イメージ満載だったのです。
でもこの傑作はいつか必ず世に出て伝説となります。
なぜそう確信しているのか?
実はこの、
「これ本当に撮れるのか!?」
という感想を、私は以前聞いたことがあるのです。
今のところ、私の人生最大の仕事、
「地獄の血みどろマッスルビルダー」。
その第一稿を送り付けられた、
カメラマンで映画監督の奥田真一が、
盛り込まれた大量の特撮シーンに対し私に言った正直な感想が、
まさに、
「これ本当に撮れるのか!?」
だったのです。
実際時間はかかりました。
7年半に及ぶ撮影期間の大半は、
クラックアップ後の、やはり大量に残された特撮シーンの撮影でした。
私がロケ地の廃屋に電車で通い、
一人でコツコツと作り、撮り続けました。
ロケ地の家の取り壊し後は、
百均で買った畳シートと背景写真で自宅に小さなセットを再現し、
ストップモーション・アニメでゴア描写を撮ったりもしていました。
その後、編集、録音にも膨大な時間がかかり、
こんな古い企画、今更完成させても誰も観ないのでは?
なんて声も周辺にはありました。
結局自主製作DVDという形で世に出るまで、
まさかの17年もかかってしまいましたが、
その後作品は全国流通から海外進出まで果たす結果となりました。
心が震えたイメージは、
必ず具現化し、
世に出てそれを待ち望む人々の心を震わせるのです。
あの日、第一稿を読んで興奮MAXだった地獄が大スクリーンに再現される日を、
ただ信じて待つのみです。
お声がかかれば勿論かけつけます。
インチキ監督&俳優の私に出来ることは、
死体役のエキストラくらいですが。
山本監督と特技監督の土肥さん。ついでに私。
↓会社の企画で作ったオリジナル・タトゥーシール!サインカード付き!
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