たくさんの種類がある街路樹や低木の剪定作業 | オーディションから始まり、芸能プロダクション所属後から今までの日々

オーディションから始まり、芸能プロダクション所属後から今までの日々

15歳から書類審査やオーディションを受けまくっては、落ちまくるを繰り返し、そして11ヶ月後、オーデションに見事合格!!
某大手芸能プロダクションに所属が決定する。
所属後、高校卒業と同時に上京し、あらゆる人生の選択の連続へ!!
そして、今現在は…


オーディションを受けて、芸能プロダクションに所属してから、
その後、今現在は、どうなっているのかをブログに書いています!

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皆様こんばんは!!
それでは、今日もいつもの続きを書きたいと思います。




Nさんが現場に入り、初日は、
一度もNさんに八つ当たりされることなく、
無事に1日目を終えました。




この日も相変わらず、労働時間が長かったので、
自宅に帰り着くと、シャワーと晩御飯を早めに済ませ、
テレビなどの自分の時間もないまま、すぐに寝ました。




「残業だらけの毎日に変わってからというもの、
帰り着いてから、自分の時間というものが全くなくなってしまったな・・・
それに、今は現場にNさんがいるし・・・」




そんなことを考えながら、何度も寝返りを打ち、
現場での肉体労働のせいででクタクタなのか、
気が付けば、完全に寝落ちてしまっていました。




そして、朝の5時・・・




いつものように携帯のアラーム音により、目が覚めました。




「Nさんが入って、まだ2日目か・・・
少なくとも後2ヶ月近く、Nさんと毎日顔を合わせなきゃいけないのか(汗。」




そう思いながら、仕事に行く準備をしました。




準備が終わると、すぐに自転車に飛び乗り、
会社へと向かいました。




この時から、秋に入り始めており、
自転車を運転するのも、若干肌寒かったです。




それから約20分後・・・




会社へと到着し、タイムカードを押すと、
トラックの荷台に道具を積み、現場へと出発しました。




現場に着くと、みんなすぐに作業に取り掛かり、
自分もNさんと程よい位置を保ちながら、
八つ当たりされないように、作業をしました。




ですが、この日のNさんは、すこぶる機嫌が悪く、
災難なことに、自分はかなり八つ当たりされてしまい、
自分以外にも他の人にも、完全に理不尽な八つ当たりをしていました。




しかも、この日は、たまたま元請の会社の方がいたので、
Nさんは、元請の方に得意なゴマすりを始めました^^;笑




みんな、これを見た瞬間、怒りの空気が漂っていました。
休憩中もNさんのいないところで、
みんな不満をぶちまけており、




「Nの奴、俺ら下の人間には、悪くもないことで怒鳴り散らして、
八つ当たりするけど、上の人間に対しては、完全に犬だよな!
マジでムカつくよ!」




と、みんな口々に、悪口を言っていました。
自分もこのあからさまな態度に正直、腹が立ちますが、
悪口を言っても何も始まらないので、
あまり悪口の輪に入らないようにしていました。




ですが、悪口に参加しなかったので、
みんなからは、なにコイツと思われていたかもしれません^^;




そうこうしているうちに、10時休憩も終わり、
再び、作業を始めました。




すると、Nさんが、




「地面から1mの低い位置にある、細い枝を全部切ってくれ!」




と頼まれ、言われた通りにやりました。
この時、かなり運がよく、Nさんは、元請け会社の人と、
何処かへ行っていたので、快適に作業を続けました。




そして、昼休みに入るときに、Hさんが一言、
自分にこう言いました。




「お前、Nさんに地面から1mの高さにある、
細い枝を切れって言われなかったか?
あの2本の木は、完全にぶっ太い枝までノコギリで切っているよな・・・」




と。
自分は、どうやら勘違いをして、
太い枝まで切ってしまっていたのです。




普段のHさんなら、これを見た瞬間、
かなり自分に怒鳴っていたでしょうが、
この時は、Nさんがいたせいか、自分に味方してくれて、




「今から、近くのコンビニあたりで、
木工ボンド買ってくるから、それで誤魔化せ!
どうせ、残業だらけで一日の作業範囲がかなり広いから、
木の1本1本、丁寧に見ることは、ないからバレない!」




と言いました。
正直、かなり罪悪感は、ありましたがこの日のNさんは、
すこぶる機嫌が悪かったので、何を言われるか、
正直、わかったもんじゃありません。




ですので、昼休みに木工ボンドで、
太い枝を貼り付けることにしました。




「こういうことして良いのだろうか・・・
日本は、世界的に見ても丁寧を売りにしている国なのに、
その日本人の俺がこんなことしてるよ。」




と罪悪感にかられながら、枝をくっつけました。
建設現場でしたら、地震の時などの災害時には、
人の命がかかっているので、それに比べたら、
低い位置の木の枝だから、大丈夫だろうと自分に言い聞かせました。




そして、昼休みが終わり、
作業を始めてから、1時間ほどで、
Nさんが戻ってきました。




Nさん 「おいてめぇ! 枝切り終わったか?」


自分 「・・・終わりました。」




そうNさんに伝えると、Nさんは、
自分が切った、木の枝を見回り始めました。




バレるかバレないか、かなりヒヤヒヤしながら、
少し遠くでNさんをチラ見するのでした・・・