Crecer FA

岡山県瀬戸内市で活動しているスペインメソッドサッカースクール

サッカーの正対理論は、間違いか?

このブログの検索流入のトップ3は、

1位

2位

3位

となっています。

他には、

ポジショナルプレーに必要な「個人戦術」と「集団プレー戦術」の違いと理解

U-9でスペインメソッドと出会い分岐点となった世界の経験

親は子供に関わった方が良い?関わらない方が良い?

等々です。

細かいのを出すとキリがありませんが、主に多いのはこの辺です。

 

 

さて、そんなランキングを出したいわけではなくて、ふと検索キーワードをみると、「サッカー 正対」や「正対理論とは」で検索されているのもありますが、

「正対理論 間違い」で良く検索されているようで(笑)

 

 

前に書いた正対理論を取り入れるべきか?という記事は、ネガティブにとらえれば正対理論はいらない。と言っているように見えますが、実は、そういう意味ではありません。

ここは、きちんと書いておかねばと思いまして。

 

 

途中に書いてありますが、正対する時はあります。

その正対という戦術行動は、コンドゥクシオンのフィハールです。

つまり、相手を引き付けたり、ピン留めする時には、正対します。

 

この戦術行動をすることで、相手を意図的に引き付けたり、その場でディレイさせたりします。つまり、正対という状況はありますので、間違いではありませんし、正対理論を否定するつもりも全くありません。

 

ただ、ひたすらに正対が正義かというとそうでもないというのが、私の見解です。

通常の体の向きは、ボールと目的、目標を結ぶ体の向きが基本ですので、正対しているようにみえるが、実際の目的は正対ではないと思っていますし、正対せずにスペースへ体の向きを向けた方が良いこともあります。

 

なので、正対という戦術行動は、一つのオプション(選択肢)であり、優位性や状況で判断して使うものだと思っています。

 

正対理論自体を私は、そこまで詳しく理解していないとも思いますが、導入部分でこうした引っ掛かりがあったので、積極的に取り入れるべきか?と自問すると、今のところ、そうでもないか。という結論に至っただけです。

もちろん、サッカーのトレンドで、フィハールが有効な状況が多いなら、こうした正対理論を積極的に取り入れると思います。

より多くの正対に関する知識を取り入れた方が良いですから。

 

サッカーに限らず、自分の極端な偏重思考に傾くのは良くないなと思いますので、知らない知識には積極的に触れていく必要はあると思います。

取り入れる取り入れないは、自由だと思いますし・・・。

ただ取り入れないからといって否定する必要は全くないです。

 

私も正対理論については、否定しているわけではありません。

逆に面白い所を深堀しているなーと思っています。

 

 

 

と、ふと、検索キーワードをみて、否定から入る人がいるんだ。ということに気づいて、この記事を書こうと思いました。