~ ロバート・フジタの一筆コラム~

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今、女性達の活躍は目を見張るほどに素晴らしい。



 


STAP
細胞の衝撃的な発表をした弱冠30歳の研究者も女性であったし、先日の芥川賞、直木賞も女性達が独占していた。男性がダラシナイのではなく、女性が躍進して来たのだろう。噂では次のアメリカ大統領も建国以来初の女性大統領が誕生する可能性もあるとか?





米駐日大使も女性だし、マクドナルドのトップも、そしてソチオリンピックのメダル候補も女性が多い様な・・安部首相の提唱で企業内管理職も女性を多量に登用するとか、しないとか? 女性達が世界中のリーダーになる日もそう遠くない様な気がしてくる(女性達がリーダーになると戦争根絶につながると言う人もいるようだが)・・・脳科学的にも女性は男性よりも全てにおいてバランス感覚が良いとか?



女性達の活躍は、それはそれで大いに歓迎したいところだ。





さて、前述の芥川賞、直木賞で思い出したのだが、昨今の電子書籍普及の影響か又は読者自体の減少からか、紙の「書籍」の売上が年々減少傾向にあるらしい。




 
合宿型のビジネスセミナーに講師として参加した時、ある社長がこんなことを言っていた「今でも忘れられないのは朝の 30分読書です。朝 7時に教室に集合して全員が持参した本を黙々と読みましたよね。あの時間が忘れられない。私は亡父が残してくれた蔵書の中から仏教関係の本を持ち込んで読んだのですが、なぜか、あの場面がセミナーの中で一番印象的なんですよ」



この社長にとってそれまでの読書は、気が向いたときに集中してやるものだった。ひとたび読み出すと仕事の手をとめて一冊を数時間かけて読み終えてしまう。それほど根気がある。だが、読書の大半がビジネス書のソフトカバーだし、一月に
12 冊程度しか読まない。あの合宿のように宗教書を読むことなどここ数年来では一度もない。しかも朝起きてすぐに本を読んだことも新鮮な経験だったようだ。



社長の話はつづく、「朝に読書をすると、一日中調子がいいんですよ。ただし、心を打つような本でなければ何を読んでも調子は上がりませんがね」と。今でも朝の読書は続けているという。





   森信三氏(哲学者、教育者)は、わが国の学校教師の一番の問題は、読書をしない人が多いことなのではないか、と指摘している。それは教師に限らないはずだ。経営者をはじめとしたビジネスリーダーにも当てはまる指摘だと思う。



森氏の指摘はさらに続く。



「そもそも読書というものは、その分量の多少にかかわらず必ず毎日欠かさぬように読むのでなければ、真の効果は挙がらぬものです。肉体における食事と同じく、心の食物ともいうべき読書も、毎日欠くわけにはゆかぬわけです」


心の食物である読書をしているか否かは顔や表情に素直に出るものらしい、毎日読んでいる人には引き締まった小顔効果を与えてくれる隠れたダイエット効果もあるらしい。



「読書が顔をつくる」は昔から言い伝えられてきた言葉だが、今更ながらに心に沁みる思いだ。








今日はこの辺りでお別れしよう・・・