別府湾の軍艦鳳翔 | 大神回天基地ブログ

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太平洋戦争末期に出現した特攻隊。大分県日出町にあった人間魚雷「回天」の訓練基地・大神基地の歴史や基地設備及び「回天」の開発経緯・構造・作戦内容(神潮特別攻撃隊)を紹介します。また大神基地に関連した空母「海鷹」等の艦艇や使用武器について紹介もしていきます。

別府湾繋がりで軍艦鳳翔の話題が出ていましたので、触れたいと思います。


軍艦鳳翔は皆さんもご存知かと思いますが、日本海軍初の航空母艦です。搭載機数は21です。

「軍艦鳳翔行動概要一覧表」によれば、記録として残っていた昭和19年1月から11月までに複数回に渡り、呉・徳山・内海西方と大分・別府・亀川沖・日出沖を往復していたことがわかりました。

証言によれば昭和20年4月頃には標的艦として陸軍航空隊の雷撃訓練にも参加しています。

もしかしたら時期があっていたら鳳翔を標的として回天の訓練も実施されていたかもしれません。