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Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年12月04日
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カテゴリ:霊魂論
「神秘学概論」概説
6 人間の本質5~10
 5:感覚魂
 私たちは目を通して何かを見ます。見ることによってこれはどういったものかを掴みとります。そのつかみとったものを自分の中に取り入れて消化します。知覚したものが知識となります。自我がその事物を取り入れたときアストラル体よりもより深く取り入れます。そういった活動を感覚魂といいます。感覚魂はまだ自分自身の感情が巻き込まれています。アストラル体と感覚魂が共同で働くことを魂体と呼ぶことがあります。
 6、悟性魂
 感覚魂がもっと成熟してくると自分の中に取り入れるだけではなく、その感覚から一歩離れて見て分析できるようになります。それを悟性魂といいます。自分が見ているものを客観的な立場で見ることができます。物事を更にどんどん細かく分析していくことも悟性魂の働きです。この活動は科学者や機械工にも見られます。機械工は完成車を見て、エンジンやハンドルなど細かな部分に分けて分析していきます。現代物理学の宇宙論に始まる量子力学の量子論の繋がりを物理科学理論に適用して顕わすウロボロスの輪は其の最たるものでしょう。更に、悟性魂は分類する、整理整頓をするという魂の活動です。物事を分類するというのは悟性魂の働きです。これは、知ることから一歩進んでより深く自分のものにする物事の進行上の段階です。
 7、意識魂
 自我がある程度まで成長すると意識そのものを意識するようになります。自分の思考を考える、洞察するようになります。自我に意識的になることが意識魂の芽生えです。自分自身に目覚める、自分自身を客観的に見ることが意識魂です。
 8、霊我
 自我がアストラル体を取り込んでアストラル体を変容させたものを霊我といいます。アストラル体は感覚を担っているものです。さまざまな欲求、のどの渇き、性欲などはアストラル体の働きです。たとえば車が欲しい、素敵な服が欲しいなどは物質的な欲求です。これらの感情を私たちは制御できないと物質の奴隷になってしまうことがあります。しかし自我がアストラル体を支配し、アストラル体を変容させることができたら新しい力になります。欲求が私たちを支配するのではなく、私たちが様々な感情や欲求を制御するのです。これが霊我の力です。
 9、生命霊
 生命霊は自我の働きによってエーテル体が変容したものです。エーテル体は気質や習慣、記憶を担っています。生命霊の働きで自分の気質を変容させることを試みます。憂鬱質の人は物事に対していつも不平や不満を抱く傾向が強いのですが、感謝の気持ちに変容させることができます。胆汁質の人は強引に自分の意見を押し通すのではなく抑えます。多血質の人は、じっくり最後までやり抜くことを試みます。そのようにして自分の気質のバランスを取るのです。更に、また悪い習慣も新しい習慣に作り変えることを試みます。加えて記憶も変容させることができます。悲しみの記憶や不愉快な記憶のその場面に戻って自分を傷つけた人を許すのです。自分がある人を傷つけた場合、その人のところへ行って許しを請うのです。困難な記憶を変容させるのです。
 10、霊人
 自我の働きによって肉体をも変容させることができるようになります。これは、とても難しく理解不能のように思われるかもしれません。「霊人」とは、自我に支配され、変化させられた肉体のことをいいます。 明瞭に意識されるのは、超感覚的な認識を通してこの働きを意識化する時にのみだそうです。 肉体への自我の影響は、例えばある種の体験の結果、顔が紅潮したり、蒼白になったりするときにもみとめられます。



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最終更新日  2022年12月04日 06時10分06秒
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