カテゴリ:霊魂論
「神秘学概論」概説
人間本質 其の2 <瞑想> 霊我を獲得するには シュタイナーはアストラル体を変容させる方法としての瞑想を語っています。人間の体の中にある精神的な中心点のことを「チャクラ」、簡単にいうと、人のエネルギーが集結し、出入りをしている場所チャクラといいますが、心臓の辺りにあるチャクラは蓮の花にたとえると12枚の花びらがあるのだそうです。ほとんどの人のチャクラは半分眠っている状態だとシュタイナーは述べています。そのチャクラをもっと開発することができるのです。筋肉トレーニングをすることによって筋肉を強くすることができるように、精神的な訓練をすると精神的に目覚め活発にすることができます。眠っているチャクラを活発にするのです。 記:チャクラ(chakra)は、サンスクリットで円、円盤、車輪、轆轤(ろくろ)を意味する語である。 ヒンドゥー教のタントラやハタ・ヨーガ、仏教の後期密教では、人体の頭部、胸部、腹部などにあるとされる中枢を指す言葉として用いられる。 チャクラの活性化と其の方法 1、思考のコントロール ある一つのものを取り上げて毎日5分間その「モノ」について考えるのです。そのものはどんな「モノ」でもかまいません。鉛筆、クリップ、紙、洋服、靴下、その他、自分の仮想したものなんでもいいのです。その「モノ」がどのような過程で出来たのか考えます。他のことは一切考えません。思考のコントロールができるようになると、他者が自分をコントロールしようと働きかけてきても、自分の考えを貫くことができるようになり、また、自分の世界を広げてたくさんのものを取り入れることができるとします。逆に自分の思考をコントロールできないと、自分のことをすばらしい人間だと過大評価したり、自分はまったく何にも知らないだめな人間だと過小評価したりするようになります。自分のことを過大評価するとエゴイストになり、自分のことを過小評価すると「私はだめなんだ(厭世感)」「人間というのは物質に過ぎないんだ(依怙的合理主義)」と考え似非唯物主義者になる。しかも、極度に金銭や物がなくなることを恐れます。エゴイストは自分を試しにくるような場面に出会うと怒りで対応します。怒りの後には恐怖が迎え来ます。そして其れ等を自己の中に他の者が入らないように押しのけます。思考のバランス「中庸」ができるとこの二つの存在のバランスをとることが出来得ます。恐れに対しては勇気をもって立ち向かい、自分自身の存在をありのまま受け入れることが大切で、勇気を伴う思考は、私たちを失望から救い上げることが出来得るのです。 哲学・思想ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年12月07日 12時00分13秒
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