カテゴリ:霊魂論
----Blo-katsu AD---- ----Blo-katsu AD---- 「知るを生きる」 第14項 人間存在の構成-5 単一電子宇宙仮説-16 <単一電子振動宇宙創生・構成論-> 11:ループ量子宇宙論(物質と反物質-4) 副題:宇宙「虚/実と無/有」-虚 宇宙は「無」から創造されたとする哲学的問いが再燃しているが正鵠を得たものかどうか如何なものでしょう。まずは、哲学的観念から「虚/実と無/有」其々の語彙を探索してみます。また、パラレルワールド(Parallel universe, Parallel world)、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界、次元的には「異世界(異界)」・「魔界」・「四次元世界」などとは相違し、時空とし並行世界、並行宇宙、並行時空ともいわれている我々の宇宙と同一の次元を持つSFの世界の中だけに存在するのではなく、理論物理学の世界でもその存在の可能性についても語られている。先に述べた「鏡面反宇宙」もパラレルワールドの一種とされています。著者は「大きな意味での世界」は、「虚」が常態で其れに始まり「無」となり、「実」を顕わし「有」を秘める。では、それらの概念を哲学的に私的観念を持って捉えてみよう。「虚」という概念は、哲学、物理科学、さらにはその他の分野において異なる意味合いを持ちます。それぞれの視点で捉えた「虚」の特徴を述べてみましょう。哲学的視点からは、虚はしばしば「無」や「存在しないもの」を指しますが、世界存在の成り立ちの経過において、私見ですが著者は「虚」について世界成立の始始まり以前の状態になにかしらの刺激あって変化があった、例えば「振動が虚の歪みから他の振動に接触から秘元のエネルギーを醸し出したと思考するの独自の概念、物理哲学を採用します。他に哲学的観念からの「虚」は東洋哲学においては、虚は「空(くう)」と結びつき、物事の実体性の無さや、あらゆるものが相互依存的で一時的であることを示します。たとえば「色即是空、空即是色」の思想がその一例です。他方、物理哲学的なものから物理科学的な虚概念へと視点を移せば、科学一般では、虚は空間の中に何もない状態、つまり「真空」として扱われることがあります。ただし、完全な真空は理論的には存在しないとされ、実際には微量の粒子やエネルギーが存在しています。量子論では、真空も完全に「無」ではなく、粒子と反粒子が生まれては消える「真空の揺らぎ」があるとされます。この観点からは、私的結論として「虚」とは「無」の前提にして「潜在的なエネルギーや現象の源となる場」と解きます。その他にも現実とは異なる想像上の世界を意味する「虚構」として取り扱う文学、、空白や余白が虚として認識され、全体のバランスや表現の一部とする美術や詩、「心の空虚さ」や「充足感の欠如」に関連付ける精神分析や心理学があります。 参考画像:揺らぎと振動-01 ![]() ![]() 哲学・思想ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年03月20日 06時12分40秒
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