こどもチャレンジ、進研ゼミでおなじみのベネッセが全国の小学4年生から中学2年生の子どもとその保護者の各学年2,000組を対象に「小中学生の学びに関する実態調査」を行いました
その調査に面白い項目があったので紹介しますね
その項目というのは、「成績が良くてかつ勉強時間の少ない子」と「成績が良くなくてかつ勉強時間の長い子」の学習方法の比較をしたものです。
出典:ベネッセ教育総合研究所
どの学習方法も「成績上位・学習時間短いグループ」が多いですが、特に以下の4点の差が大きいのが分かります
何が分かっていないか確かめながら勉強する
重要なところはどこかを考えて勉強する
○つけをした後に解き方や考え方を確かめる
問題を解いた後にほかの解き方がないかを考える
「え、こんなの当たり前の結果じゃん~」と思うかもしれませんが、生徒がこのように考えて勉強できるように指導するのはとても大変です。
先生も問題の解き方を教えるだけの方がラクですし、生徒からしても「なんでそんなこと考えなくちゃいけないの?先生が教えてよ。」といったようになかなか自主的にやろうとはしてくれません。
しかし、家庭教師の先生のお仕事で「勉強を教える」というのはもちろんですが「先生がいなくても自分1人で勉強できるようにする」ということがとっても大事です。直接指導できる時間は限られていますからね
なかなか成果が目に見えないものを指導していくのは根気がいることですが、今回のベネッセの調査で特に大切だとわかった上4点を意識した指導を心がけましょう
参考:
小中学生の学びに関する実態調査 速報版 [2014] │ベネッセ教育総合研究所