◆ジョホールバルにおいての出店候補地の2つのタイプ | ジョホールバル飲食ビジネス最前線!ハラルも見据えた飲食店海外進出のチャンスがここにある。

ジョホールバル飲食ビジネス最前線!ハラルも見据えた飲食店海外進出のチャンスがここにある。

ジョホールバル飲食店経営ノウハウ、飲食店事情、飲食店情報を ジョホールバルの現地から発信しています。 『シンガポール』『ハラル=イスラム20億人市場』への足がかりにもなるここジョホールバル。まさに今、この地には大きな飲食ビジネスのチャンスがあります。


ども!


ココイチのカレーは3辛が限界ハレルヤです。



今日はジョホールバルにおいてお店を出すにあたり


初めにブチ当たる壁、ロケーションとお店のタイプについてです。




日本では今やほとんど見かけなくなってしまった商店街。ジョホールバルではまだまだこの商店街がメインです。やはり商店街があった方が活気があるように見えていいですね!ではブログランキンチェックもお願いします!




ジョホールバルにおいての出店候補地の2つのタイプ



ということで外国でお店を出すにしても


まずはその地を理解しなければいけません。



マクドナルドの創業者レイクロックの、


「私はハンバーガー屋ではなく、不動産屋をやっている」


という有名な言葉にもある通り、


飲食店とは不動産業と切っても切れない縁にあります。



実際彼のビジネスは不動産収益が多くを占めていますが、


フランチャイジーの店舗が儲からなければ、


彼も儲からない仕組みになっています。



日本でもどこでもそうですが、


マクドナルドが店舗を出している場所って


ほぼ必ず一等地にたっていますよね?



そして様々なメディアへの広告出稿。


これらがうまく組み合わさることにより


マクドナルドは成り立っています。



そうです、ゆっちゃえば味はどうでもいいんですね。



しかしその戦略はあのマクドナルドだからできること。


あなたは莫大な広告費をかけて宣伝できますか?


全てをマニュアル化して、


誰でも注文を簡単に作れるシステムを持っていますか?



これらマクドナルドの戦略が難しければ、


立地選びだけでも時間はかけた方がいいですね。




話しをジョホールバルに戻しますと、


現在ジョホールバルには大別して2つの出店候補地があります。



それはショップロット(商店街)とショッピングモールです。



そのショップロットとショッピングモールも


細かく分けていけばさらに多くのカテゴリーになりますが、


今日は基本の2つの大きな違いについて書いてみます。



まずはショップロット(商店街)ですが、



この写真の左側に移っている赤や緑の看板の

3階建ての建物がそれです。


だいたいこの写真のように、いくつかの商業店舗が連なって


小さい商店街を形成しています。




このショップロットの大きな特徴はこの写真の中央付近、


緑っぽいハイエースが停まっているところにある共用駐車場です。





そのところどころにより多少形が変わっていたり、


ごくまれにこの共用駐車場がないショップロットも存在しますが、


大抵はこのような感じになっています。


ハイエースの後ろにあるT字の白線は路上駐車可。


その右側、シルバーのトヨタが走っているところは車道ですね。



もうおわかりかと思いますが、


これらの共用駐車場が常に車でいっぱいの地域の商店街は


それだけ人通りが多いということです。



その他にも、

店舗に対しての共用駐車場の多さは?


まわりに大きい商業施設はあるか?

周辺に多くの人気店があるか?


歩きでこれる範囲の住宅はどれくらいか?


近隣住民の民族構成は?


周囲の道路から店舗は見晴らしが良いか?



などなど、主に車と徒歩に対しての動きを見ます。



地球の歩き方などのガイドブックを見て


勘違いされる方が多いので念を押しておきますが、


ジョホールバルには街中を通る地下鉄や電車はありません。



ですのでお客さん属性としては、


車8割、徒歩2割、バスちょっとくらいで考えていただくのがいいです。




さて次にショッピングモールですが、


こちらはモールの中に入って、お客さんの数を見れば、


そのモールの集客力は一目瞭然です。


あまり細かいことを考えずに済み、


さらには集客力のあるモールにすれば、


その辺のショップロットの何倍ものお客さんの動線を得られます。



しかし、ショップロットと違う点。


同じ大きさの店舗だとしても家賃が10倍ほど違ってきたりします。


一番はこの経費の差ですね。


そこにやはりショップロットと比べて自由度が低い。


人気モールであればあるほど、モールの規則は厳しくなります。


しかしお客さんは多いので、


ゆってしまえば、まずくてもビジネスにはなる場合が多いです。


これホントです。


まあこれが前述したマクドナルド創業者、レイクロック方式ですね。




さて、ここでジョホールバルにおいての


飲食店舗展開で重要なことをまとめてみます。



▼立地


▼メニュー


▼内装


▼値段


▼宣伝


そしてここからがさらに重要ですが、


これらの要素を


”全て満たそうとしなくても良い”


ということです。



モールの中でまずくて高いのに繁盛している店はあります。

(満たしている要素、立地、内装、宣伝など


へんぴなところにあるさびれた商店街で繁盛している店もあります。

(満たしている要素、メニュー、値段など



そして究極、内装だけでかなり繁盛している店だってあるんです。



たった一つの要素でも、それが飛び抜けていればお客さんはきます。


しかもここはジョホールバル。


すでに一家に一台は車もあり、渋滞も他の国、都市と比べて少ない。


そして電車がないので、




「潜在顧客のほとんどは車で来る」


ぜひこれを意識して出店候補地を決定してください。




こうやって飲食店舗展開をするために街を見て回る、、、自然に不動産にも強くなります。笑 世の中のビジネス全ては需要と供給。このバランスが大きく崩れたときがビジネスチャンスです。そして今ジョホールバルでは需要が大きく伸びているとき、、、ではでは最後にぽちこんとお願いします!


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