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CASTDICE Medicalの「青チャートだけでは共通テスト数学が伸びない人の特徴」
青チャートやフォーカスゴールドなどの網羅系の参考書をほぼ完璧にできてると思っているのに、共通テストの数学に伸び悩んでいる人の特徴をあげたもの。
共通テストの数学とは、あくまで今年の難易度の話をしていると思われます。
今年の共通テストの数学で、5~6割取る人の話ではなく、3~4割しか取れない人の話。
****************引用****************
解けるようになることを意識することは大事だけど、
同時に点数を取るためにはアウトプットスピードもかなり必要。
問題を解く時に時間を意識していない人、
問題を解けたか解けないかだけで、判断している人があまりにも多い。
問題をスムーズに解けたかどうかを意識できていない。
青チャートとかって、難関大学を目指す人や共通テストで8~9割を狙っていきたい人にとっては手段でしかない。
青チャートの問題がゴールになることはかなり少ない。
そうなると、即座にアウトプットできなきゃいけない。
普段の勉強の時から、公式とかだけじゃなくて、その問題が最初から最後までスムーズに書けているのかを意識することが重要。
また、基本例題しかやってないのに完璧だという人とか、
実際問題を手で解いてない、問題を見て解法が思いつくだけで完璧だという人が多い。
それって僕らが思っている完璧とはだいぶ乖離がある。
それで点数が取れてなかったとしても、そもそもの数学力が足りてないって話になる。
問題を見て解法を思い浮かべるやり方を否定するつもりはなくて、僕もやっていたが、
ある一定のレベルに到達しているからこそ、それが意味をなしてくるのであって、
全然数学のレベルが達してないのに、それをやったとしても効果は発揮されない。
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>問題を解けたか解けないかだけで、判断している人があまりにも多い。
>問題をスムーズに解けたかどうかを意識できていない。
これあてはまる人、めちゃくちゃ多いですね。
簡単な問題でもじーっと考えて、あーでもないこーでもないってやって、ようやく答えを出したようなものでも、
本人の中では出来たことになってしまうんですね。
実際は本番じゃ使い物にならないわけですが、本人の中では満足してしまう。
じーっと考えてしまう時点で、頭の中が整理されていない証。
整理されていないから、次の答案を書くのに、脳内で検索をかける必要があり、
それがじーっと考える時間になり、解くのに時間がかかるんですよ。
チャートの基本例題レベルなら、考える時間がある時点でもうダメ。
ノンストップでスラスラ書くレベルまで仕上がっていないと、できるとは言えないし、完璧とは到底言えません。
数学はなんだかんだ能力に左右される部分は大きいです。
処理速度、記憶力、集中力、思考力など。
能力自体を変えることはおそらく不可能ですが、自分の至らない点を意識的に変えていく事は可能です。
解けるかどうかを基準にするのではなく、スラスラ解けるかどうかを基準にする。
手を使わずに解答を眺めることだけが癖になっている人は、しっかり手を使って解くことを意識していく必要があります。
人によっては、何度も解きなおす必要があったり、今までより1問あたりの労力が上がったりするでしょう。
確実に今までより面倒くさくなります。
そこで面倒くさがる人は、結局今まで通り。
雑で面倒くさがりの人は、どうしても伸び悩みますね。
能力が高くないのに、雑で面倒くさがりだったりすると、ちょっと厳しいです。
いっつも同じようなアドバイスをされ、同じような反省の繰り返しなんですよね。
同じことを繰り返している時点で、同じ結果にしかならない。当たり前のことです。
量をこなすことだけが努力じゃありません。
難関大を目指すなら、そんなものは最低限。
能力が高い人たちが量をこなして合格を勝ち取るわけですから、
そうでない人は自覚して、量をこなした上でどうしていくかを考えていかなければなりません。
逆に、能力が高くなくとも丁寧に物事をこなす子達は、ゆっくりであったとしても着実に伸びていきます。
そういう子達はいつも尊敬します。
本当に能力はそれほどでもないのに、ブロックを丁寧に積み上げていくかのような感覚で積み上がっていくんですよね。
性格と言ってしまえばそれまでですが、自分の中の基準を厳しくしたり、面倒臭い事を丁寧にやるようにすることは、自分の意識1つで変えられることだと思いますけどね。
それが出来ないのは、自分は何とかなると思っている、あるいは、本気ではない証ではないかと思われます。
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