極細の水性ペンでササッとスケッチをしてから、色鉛筆で着彩しました
前々回の記事でしたよね…この写真でした。
私の旅先での「あるある…」なのですが、、、
『ココって絵になるかなぁ~』と思って写真を撮っていると、すぐに私の真似をして()同じ場所を撮影し始める人が何人かいます必ずいます
人が撮っていると自分も同じ場所を撮りたくなるのでしょうかねぇ…
私の場合、旅先では『絵に出来るか否か?』という思いが常に頭の中にあります。
私が絵にしたいような場所というのは有名な観光施設とかでは無くて、本当に何気ない風景、人が見過ごしてしまうような何でもない風景、でも何か『ピッ』と感じるような場所です。
その観点で選んだ場所を写しているので、他の人にはあまり役立たないと思うのですが。。。
今回のこの場所も私が通りかかった時点では辺りに誰もいなくて、『ま、一応写しておこう』とスマホで写しました。
すると、やはり
私が1、2枚撮ったところで、後ろから来た観光客数人がこの場所に注目し始めてガヤガヤと急に賑やかになってしまいました
もう『絵になるかな?』どころではありません
サッサと移動しました~
実は今、水彩画の大作のイメージ作りの最中です、、、と言えば聞こえが良いですが、なかなか「降りてこなくて…」という状況です
まぁ、「降りてこなかった」ところで大した問題では無いのですが。。。描かなければ良いのですから
この間、束の間の事ですが「降りて来たかも~」と錯覚してイメージがきちんと固まらないうちに描き始めて失敗しました~もう笑うしかない
せっかく水張した水彩紙が無駄になりました
直ぐに水張し直したので、真っ白な水彩紙が私を待っています
もう今度は失敗したくないなぁ・・・
な・の・で
今度は慎重に「降りてくる」のを待っているのです。
今は色鉛筆やペンで軽いイラストなどを描いて間を繋いでいる、と言ったところです
思い返せば、30号ぐらいの大作を描き始めてから『失敗だぁ~』となって破棄した事なんてありません。
途中が上手く行かなくても、何とかかんとか描き切って完成させていました。
それなりに満足感を持って。
それが今回は・・・何となく今までとは異なる感覚が自分の中に芽生えているような気もします。
制作に於いて「生みの苦しみ」という言葉があります…私もそれに近い感覚で描いていた時が多々あります。
それは珍しいことではなくて、むしろ当たり前な事だとさえ思っていました。
でも、、、
そうでは無くて、、、
初めから最後までずっと快適に心地よく制作するという方法はないのかなぁと模索し始めている自分がいます。
そもそも描きたくて描くのに何故、苦しまなくてはならないの
描きたい物をしっかりイメージ出来て、制作過程のビジョンが明確になれば、苦しさは限りなくゼロに近づくと思う・・・
この思いに至っただけでも少し進歩したのかも
ガンバロッ
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