感覚器官(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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感覚器官

1.目
2)眼瞼(がんけん)=まぶた
・眼球の前面を覆う薄い皮膚のひだ
・皮下脂肪が少なく薄いため、内出血や裂傷を生じやすい
・むくみなど、全身的な体調不良の症状が現れやすい部位
眼瞼の役割
・物理的、化学的刺激から目を防護する
・まぶしいときに目に射し込む光の量を低減させる
・まばたきによって目の表面を涙液で潤して清浄に保つ
まつげ
・異物をはじいて目に入らないようにするとともに、物が離れると反射的に目を閉じる触毛としての構造がある
3)結膜
・眼瞼の裏側と眼球前方の強膜(白目の部分)とを結ぶように覆っている
・薄い透明な膜であるため、中を通っている血管を外部から容易に観察することができる
充血
・結膜の充血:白目の部分だけでなく、眼瞼の裏側も赤くなる
・強膜の充血:眼瞼の裏側は赤くならず、白目の部分がピンク味を帯びる
4)涙器
・涙腺と涙道からなる
涙器の特徴
・涙腺:上眼瞼の裏側にあり、血漿から涙液を産生する
・涙道:涙道には目頭の内側にある小さな孔(涙点)から、涙腺で産生された涙液が流れ込み、鼻孔に導出される
涙液の役割
・異物や刺激性の化学物質が目に入ったときに洗い流す
・角膜に酸素や栄養分を供給する
・角膜や結膜で生じた老廃物を洗い流す
・目が鮮明な視覚情報を得られるよう、角膜表面を滑らかに保つ

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2021.12.03 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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