こんにちは。
お買取屋さん東京本店です。
まだまだコロナの感染者数が収まらないですね。
政府では4月1日から、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、緊急事態宣言に準じた対応をとれる「まん延防止等重点措置」を大阪、兵庫、宮城の3府県に適用することも決めたそうです。
東京に限らず、全国で第４波とも言われてますね。
感染防止に最大限に努めたいところです。
さて、私たちのお店には、毎日のように貴金属をお売りにお越しになられるお客様がご来店されます。
コロナを経て、金価格が上昇したことも大きな影響かもしれません。
貴金属をお売りになる際に知っておきたいことなどを簡単にお知らせしたいと思いますので、
よろしければ参考にされてください。
貴金属の種類を解説します！売る前に知っておくべきこととは
貴金属は、電極電位が高いためイオン化しにくく酸化されにくい希少価値のあるものです。
そんな希少価値のある貴金属の種類を詳しく解説していきます。
また、「貴金属を売る時に知っておくと役にたつ情報はないかな？」「あまり安い買取価格は納得できない」と、お悩みではありませんか？
この記事で、貴金属の種類と売る前のポイントを抑えておくことで、納得のいく取引ができると思います。
それでは、まずは貴金属の種類から解説していきます。
貴金属の種類は8つ！
貴金属は空気中で酸化しにくく、見た目も美しいため世代を問わず人気があります。
そんな貴金属の種類は8つです。それぞれの特徴をご紹介します。
一つ目の貴金属「金」は、主原料としてジュエリーに使われています。
自然界に単体で生存しており、溶解しても性質が変わらず、見た目も光沢があり美しいのが特徴です。
金にはカラーゴールドといい、金の保有量を減らして加工したものもあり、ピンクゴールドやホワイトゴールドなどがジュエリーに使用されることも多いです。
二つ目の貴金属「銀」も主原料としてジュエリーに使われています。
熱や電気を通す力が優れています。見た目も美しく輝きがあり、とても綺麗です。ですが空気中で酸化してしまうという特徴があります。
三つ目の貴金属「プラチナ」は白く光沢のある貴金属です。
シルバーと比べて溶けにくく重みがあります。金や銀より高価な貴金属で、日本では婚約指輪や結婚指輪に多く使用されています。
四つ目の貴金属「パラジウム」は1802年に発見された比較的新しい貴金属になります。
色は純白色で酸化しにくい特徴があります。
五つ目の貴金属「イリジウム」は貴金属の中で最も腐りにくい特徴があります。
イリジウムは万年筆などに使用されています。
六つ目の貴金属「ルテニウム」は純白色の貴金属で、硬くて脆い特徴があります。
ルテニウムも万年筆に使用ることが多く、ジュエリーには割り金として使用されています。
七つ目の貴金属「オスシウム」は青灰色で最も密度が高い安定元素です。
ただ、微量ずつ気化していき、ニオイがあります。このニオイは人間の体にあまり良くないので、ジュエリーには向いていません。
八つ目の貴金属「ロジウム」はメッキの材料です。
シルバーアクセサリーなどのコーティングとして使用されています。
ジュエリーショップでよく「ロジウム加工」や「プラチナ仕上げ」と書かれていたり、説明を受けることがあるかと思いますが、ロジウムでコーティングしていると言うことです。
このように、貴金属の種類は8つあります！
貴金属の種類の中でも価値が高いものとは
貴金属には8つの種類がありますが、その中でも価値が高いのは純度が高いものです。金の中でもK24やK22は資産価値が高いです。
K24は不純物がほぼ含まれていない純金です。
K22もほとんど不純物が含まれていないため、価値は高いです。
ですがジュエリーとして価値が高いのはK18です。
K18は硬すぎず柔らかすぎないのでジュエリーに向いているため、人気があるんです。
そんな価値が高い金をどうやって見分けるのかといいますと、刻印です。
K24やK22など資産価値の高いものは刻印されているのが一般的です。
「K24」などと刻印されているものは価値が高いのです。
ちなみに、たまに「１８K」や「14K」などKが数字の後につくことがあります。
こちらは海外で作られた金製品であることが多く、国内ではワンランク落して査定されることが多いようです。
１８K⇒K１４扱い
１４K⇒１０K扱い
また、刻印のない金製品もあったりします。
こちらは特に海外、特にインド、中国などアジアで購入されたものが多くみられます。
刻印が見当たらないからと言って、金ではないとあきらめないようにしましょう。
町なかの買取業者さんの大半は、「比重計」という簡易的な機械を使っていますが、
高価な「蛍光X線検査機械」常設しているお店もあります。
ちなみに、蛍光X線検査機械装置を配置するには、機械装置の価格が高いこともありますが、さらに所轄の労働基準監督署へ届け出も必要とされることから導入されているお店は少ないようです。
蛍光X線検査機械装置を使うと、比重計よりも精度を高く、品位を調べることができます。
ちなみに、お買取屋さん東京本店では蛍光X線検査装置を昨年春に導入しました。
また、プラチナも価値が高く、昔は金よりも高値で販売されていましたが、現在は金が値上がりしており、プラチナの方が手に入れやすい価格になっています。
とはいえ日本で大人気なプラチナの価値は高いです。
貴金属を売る前に知っておくと後悔しないこと！
貴金属の買い取りをしているお店では、金の相場を目安にして買取価格を決めています。
世界中で取引されている金は、毎日価格が変動しています。
基本、アメリカドルベースで取引基準額が決まるので、円高、円安、ドル安、ドル高などの為替の変動にも注意が必要です。
貴金属の買取相場は業者向けと一般向けがあったりします。
大口の業者向けには一般客よりも多少有利な条件で取引できたりします。
また、貴金属を売りに行く前に重量を測定しておくのもおすすめです。
貴金属の重量を細かく測ることができなくても、1グラム単位で測れるものならば目安はわかります。
ダイヤや宝石などがついている場合重さをご自身で測ることは難しいかもしれませんが、
大体の全体の重さを知っておくことは損をしないために大切なことだと思います。
貴金属を売る時に、重量を誤魔化されたというお客様の悲しい話をお聞きすることもあります。
そのようなことにならないように事前に測っておくと安心です。
また、ジュエリーに宝石がついている場合は、宝石の鑑定に詳しい業者に宝石の価値について見てもらいましょう。
見積もりを取るだけなら、ジュエリーはあなたのものです。
安心して見積もりをとってみてくださいね。
まとめ
貴金属の種類について解説しました。参考になったでしょうか？
貴金属には8つの種類があり、似ているようで違う性質を持っていることが理解いただけたでしょうか。
金の価値はやはり高く、毎日価格が変動しているものの資産価値が高いです。
売りに行く場合は、蛍光X線機械装置の設置しているお店を選ぶようにしましょう。
そして、刻印を確認すること、重量を測ることと、相場を確認してから行きましょう。
そうすることで、重量を誤魔化されてしまったり、安すぎる価格で売ってしまうと言うことを防げます。
それでは、この記事を参考にして損をしないようにしてくださいね。
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