腰痛をお持ちの患者さんは
多く来院されいると思います。
そして臀部から下肢にかけての
痛みを一緒に伴っている事も
多々
この痛みが実際にどこから
来ているのでしょう
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など
腰椎疾患から起因していると
考えられていることが多いと思います。
確かに腰椎疾患が原因で下肢症状が
起きている患者さんはいるでしょう
しかし、腰椎疾患が原因疾患と
診断される原因として、
『画像診断などがしやすい』という
理由もあるのです
実際に坐骨神経痛が原因であるが
坐骨神経痛は画像などによる
確定診断がつけにくいので
腰椎疾患を確定診断としてしまう
ことが多々あります。
整骨院での確定診断は難しいのですが
腰椎疾患をお持ちの患者さんでも
徒手検査などをもちいて
坐骨神経痛などがないか
鑑別する必要性があるので
注意しましょう
ちなみに、梨状筋症候群で一番多い
坐骨神経と梨状筋の位置関係は
大坐骨孔を梨状筋が占有し、
坐骨神経を圧迫しているものが
7割を占めているようです
この事を念頭に置き
日々の治療にできる力を注ぎましょう