9516-solo-002賞金稼ぎのボバ・フェットがカーボン・フリーズ(炭素冷凍)で彫像と化したソロをスレーヴIでタトゥイーンへと連れて行くと、ジャバ・ザ・ハットはそれを非常に気に入り、宮殿の壁飾りとした。

しかし、ソロは1人ではなかった。その1年後、彼との友情で結ばれた仲間たちはジャバ一味を滅ぼし、彼を救出することに成功する。

そして、ソロは再び反乱同盟軍に将軍として迎え入れられ、帝国軍との戦いに協力することになった。ルーク・スカイウォーカー、レイア・オーガナ、チューバッカらと共にエンドアの戦いに潜入したハンは第2デス・スターのシールド発生装置破壊作戦を進める。

地上において、自分の失態から敵兵に気づかれたソロ一行は、スピーダーバイクで逃亡して奇襲を知らせようとする敵兵を追いかけて、ルークとレイアが敵兵とのスピーダーバイクによるチェイスを展開することになる。その中で、ルークはソロのもとに戻ってきたが、レイアはイウォーク族との出会いを果たす。

ソロ一行はレイアの探索を行うが、逆にイウォーク族の罠にはまって捉えられてしまう。レイアとはイウォーク族の村で落ち合うことはできたものの、ソロ一行はイウォーク族によって血祭りにあげられそうになる。

このピンチを救ったのがC-3POだ。最初は拒否していた「神」を演じる(ルークによるフォースの力)ことで、イウォーク族とソロ一行は和解。一行は、イウォーク族の村で一瞬の団らんの時を得る。

その中で、ルークは父であるダース・ベイダーのフォースを感じること、罠と知りつつも投降し、決闘しなければならないことをレイアに伝える。そしてルークは、レイアが自分の妹であることも伝えた。レイアはその告白にショックを受ける。

ルークと二人深刻な話をするレイアに対して、ソロは嫉妬から一瞬レイアに怒りを向けるが、そこは大人の男の包容力で、レイアをそっとしておくことにした。このイウォーク族の村での出来事は、二人の恋の行方を占う上ではターニングポイントとなったかもしれない。

ルークが敵に投降と見せかけて、ダース・ベイダー、そして皇帝パルパティーンとの対決を目指し、村から一人去った後、ソロ一行はイウォーク族の協力を得て、当初の目的であるシールド発生装置破壊作戦を展開する。

帝国軍の頑強な抵抗、中でもAT-STによる反撃に手も足も出なかったソロ一行だが、イウォーク族による原始的な攻撃(イウォーク・アタック)に加え、それに同調したチューバッカがAT-ST一機を強奪するなどして、形勢は徐々に好転、ソロ一行はシールド発生装置の破壊に成功する。

シールドを失った第2デス・スターは、結局、同盟軍の宇宙戦闘機部隊の奮闘、特に隊長を買って出た、ソロの盟友ランド・カルリシアンが乗り込むミレニアム・ファルコンの活躍もあって、破壊に成功する。

それ以前までに第2デス・スターにおいて、ルークは最後の決闘、ダース・ベイダーと皇帝との戦いにおいて、挑発を受けて怒りに任せ暗黒面を垣間見ながらダース・ベイダーを圧倒、皇帝には苦戦するもジェダイの騎士として帰還したダース・ベイダー、改めアナキン・スカイウォーカーの協力を得て皇帝を倒していた。

こうして銀河帝国は崩壊の道へと進み、銀河は新共和国の時代へと移った。

ソロはレイアと結婚。帝国軍の残党や、新たな悪の軍勢との戦いは続いていたが、彼らはスローン大提督との戦いの最中にジェイセンとジェイナを、蘇った皇帝との戦いの最中にアナキンを授かった。ジェダイの素質を強く持つ3人の子供たちは叔父のルークが指揮するジェダイ・アカデミーでフォースの手ほどきを学び、たくましく成長していった。

一度は軍籍を引退したハンだったが、新共和国の高官たちは彼の才能と資質を高く評価し、その後も幾度と無く彼を戦いに引きずり出していた。一時はみすぼらしい密輸業者だったソロも、いまや銀河系の平和を維持するために欠かすことの出来ない存在となっていた。

「フォースとともにあらんことを」

[特集]ハン・ソロ1 - その半生、孤児からエリートへ、そして密輸業者
[特集]ハン・ソロ2 - 『エピソード4/新たなる希望』のころ
[特集]ハン・ソロ3 - 『エピソード5/帝国の逆襲』のころ
・[特集]ハン・ソロ4 - 『エピソード6/ジェダイの帰還』及びその後

『エピソード6/ジェダイの帰還』のストーリー展開
[特集]ルーク・スカイウォーカー4 - 『エピソード6/ジェダイの帰還』にて