最近、暑くなったかと思えば、肌寒くなったり、
寒暖差が大きい日がつづきます。

朝晩と日中との気温変化も大きく、
一日の中で最高気温と最低気温の差が10℃以上に
なることも!
そんな時は、体温を調整しようと自律神経が過剰に働き、
その結果、疲れやだるさ、眠気、頭痛が引き起こされるそう。

こういう症状は春に出やすいため、春バテと言うそうです。
そういえば、ここ数日、頭痛に悩まされていたのですが、
春バテだったのかもしれません。

春バテ予防のために、自律神経を整えておきたいもの。
十分な睡眠、そして、しっかり食事をとることが大切です。

自律神経を整えるのに効果的な食材は、
ビタミン、ミネラルを多く含む野菜です。
中でも、今が旬の春キャベツは、おすすめ。

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栄養豊富な春キャベツは、免疫機能を維持したり、
胃腸の働きをととのえたり、老廃物を排出したり、
春バテ解消の働きをしてくれる春野菜です。
暖かくなるとともに、盛んに出回ってきました。

春キャベツと普通のキャベツ(冬キャベツ)
どう違うのでしょうか。

まず、外観が違います
一般的な(冬)キャベツは、葉がかたく巻いてギュッとしまって
扁平な球形、そして中の葉は白っぽい色です。
手に持って重みのあるものがいい、とされています。

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春キャベツは、逆に、巻きがゆるくて、ふわっとした感じ。
形は丸い球形で中は黄緑色。
こちらは、 大きさの割に軽いものがいい、と言われています。

食べてみると、(冬)キャベツは、肉厚のしっかりした食感、
熱しても煮崩れしにくいので、ロールキャベツなど煮込み料理に
適しています。

春キャベツの方は、葉がやわらかく、水分が多くてみずみずしいので、
サラダなど生食でも美味しいし、
さっと火を通しても甘みやうまみが引き出されて美味しいです。

栄養的には、ほぼ変わりないのですが、
ビタミンC、カロテンの含有に関しては
春キャベツの方に軍配が上がります。

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さて、
きょうは、春キャベツの持ち味を生かした豪快な一品に
仕上げてみました。
大きく切って焼いたステーキ風、味付けはあえて塩だけ。
キャベツそのものの美味しさが味わえます。

エキストラバージンごま油で香ばしく焼いた春キャベツ、
甘みもうまみも増して、食べ応えがあります。
まずはそのまま春キャベツの美味しさを味わったあと、
ごまの甘酢だれをかけたり、味変でもお楽しみください。

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春キャベツのステーキ
【材料】(2人分)
春キャベツ 1/2個(約500g)
薄力粉 少々
エキストラバージンごま油 大さじ2
塩 少々
甘酢ごまだれ(甘酢、すりごま)各適宜

【作り方】
1.春キャベツは縦半分に切る。
2.フライパンにエキストラバージンごま油を半量入れ中火で熱し、
 断面にうすく薄力粉をまぶしつけたキャベツを入れて、
 塩をふりかけて焼き目がつくまで焼く。
3.返して、残りの油を足しながら焼き、こんがり焼き色がつくと、
 外側の葉の面もさっと焼く。
4.器にのせ、甘酢とすりごまを混ぜた甘酢ごまだれを添える。


【今回使用したのはコチラ】

エキストラバージンごま油




すり白
すりごま(白)









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