岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

米の出荷が終了

2021年10月12日 | 百姓

令和3年10月12日(晴れ)

今日は朝から晴れで作業するには気分は上々です。昨日まで豪雨なので畑も田んぼも水が浮いている状態なので圃場には向かいません。

今日は、米の出荷をします。調米は全て終わっているので出荷すれば今年の稲作は全て終了でスッキリします。

という事で出荷は終了しました。残りは圃場を借りている地主向けの借地料代のお米と自分家族と親戚の飯米です。影が濃いですので悪しからず。

その後は、籾摺り機の清掃と米選別機の清掃とコンバインの清掃をやりました。外カバーを全て外してエアーで屑や埃を飛ばします。上体は全てエアーコンプレッサーで飛ばします。ただ、先日の雨で若干、埃が湿っていて飛ばないところがあって別途、全体的に乾燥してからもう一度エアーを掛けようかと思っています。

昨年、農機屋に全て点検してリハビリしたほうが良いと言われていたんですが、忘れて点検に出さなかったですが、今年は全く、トラブルが無かったですね。昨年、中枢的なVベルトを交換したし、刈り上げ機の爪を交換したほうが良いと言われていたのは今年部分的に交換したし、見た目の部分は全て自分なりの点検で怪しいパーツは交換したし、改めてドックに入れる必要はないかもしれないです。後言われているのは足回りのベアリングを交換したほうが良いとは言われているんですが、必要な工程だとは思っているけど現状で何処まで農機屋の言葉を信用してドックに入れたほうが良いかは判断がつかない。ドック入りは20万円が基本料で不具合があってパーツ交換あればそれに部品代と作業費が積みあがるのです。超高額費用は免れない。昨年,M君がコンバインの点検に出したら50万円を請求されて絶句していましたけど、米価が下がっている今年の水稲農業で何処まで投資をするかが課題です。水稲農業はコストがかかり過ぎて売り上げも上がらないので、魅力のない農業ですね。

ちなみに、先に出荷した米が3等米で怒り狂っていた農家さんが居たんですが、今日、情報を収集するとその周りの農家さん達は軒並み1等米だそうで、一番手を掛けて見た目にも出来の良い米を作っていた人が、カメムシ被害で3等米、その周りの農家さんはそれなりの栽培でも1等米だという事を聞いたときは栽培タイミングが大事だったなと思う次第です。彼の農家は只管、全ての農作業は他人より早くて田植えも他所より早くて、それから、只管、田んぼに朝早くから出て栽培管理して、追肥も他人より早くて出穂が7月上旬には始まり、全てが順調でした。しかし、それが仇になってしまいました。一般の農家さんは出穂が7月下中から8月上旬でカメムシの防除が8月15日でしたので当たり前のスケジュールでしたが、出穂が約1か月早い米にはカメムシが集中的に群がったのではないかと出荷組合長が言ってました。普通では3等米はあり得ないのでそれ程の品質且つ被害だと言います。いくら頑張っても普通の栽培が妥当なんだという事が、今回、勉強しました。農業は難しいね。

明日は、ニンニクの定植と田んぼの秋耕をやりたいと思います。

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