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カテゴリ:旅のストーリー
渋谷からは「東京フリーきっぷ」(大人1,600円)を利用したプランになります。このきっぷは23区内のJR線(新幹線除く)、東京メトロ全線、都営地下鉄全線、都電荒川線と日暮里・舎人ライナーの全線、さらに都バス全線(多摩地区を含み江東01系統を除く)に乗車できるきっぷです。
まずは9:48発東京メトロ半蔵門線普通押上行きに乗車します。東急所属の車両です。乗客はさっきほど混雑していません。これにて青山一丁目まで。ここで9:55発都営大江戸線光が丘行きに乗車してふた駅、代々木まで乗車します。ここから地上に上がり、今度は代々木から中央・総武線各駅停車に乗り換え、10:09発中野行きに乗車します。それにしても、乗車した列車の反対側のホームは山手線内回りのホームであり、ここにまる2日間運休で1本も列車が来ず、ホームは非常に閑散としていました。そして新宿まで。 新宿からは「山手線内回りの運休を逆手に取った」計画が繰り出されます。 これまでも説明したとおり、山手線内回りは23・24日と池袋~渋谷~大崎間で全面運休となります。ただ運休となるだけでなく、並走する山手貨物線を利用して運休の振り替えとなる列車がいろいろと運行されます。 緒戦は新宿4番線発の10:28発池袋行きですが、この列車はただの池袋行きではありません。実はこの列車の始発は相鉄線海老名であり、通常であれば新宿まで運行のところ、この2日間だけ池袋まで延長運転されます。というわけでこの列車は「相鉄線内各停の相鉄線から直通新宿行き・池袋まで臨時延長運転」です。相鉄所属車両10両編成での運行です。やはり乗客は相応に多いです。なお、山手貨物線(埼京線や湘南新宿ラインと同じ線路)を走るため、新宿を出ると池袋までノンストップです。ということで池袋へ。4番線到着で列車は到着後入れ換え作業となります。 池袋で折り返し、1番線から10:50発相鉄線直通海老名行きに乗車します。やはり新宿までは臨時延長であり、相鉄線内は各停です。運用に入っていたのはJR所属車両の10両編成です。乗客はやはり多く・・・。そして新宿まで。 新宿で軽く昼食としたあと、いよいよこのプランで乗り鉄として一番面白い列車に乗車することとなります。2番線から発車する11:14発臨時列車品川行きです。 臨時列車はE231系15両編成での運行です。乗客もやはり多く・・・。そして定刻に臨時列車は新宿を発車しました。この先、やはり埼京線や湘南新宿ラインと同じ線路である山手貨物線を走行して行きます。ホームのある渋谷、恵比寿と停車していきます。しかしその先、大崎は通過となります。 実は埼京線にしろ湘南新宿ラインにしろ、大崎の手前で転線してホームのある線路に入りますが、そこから先は品川へは行けなくなります。転線せずまっすぐ進むとホームがないため大崎には停車できません。そしてそのあと横須賀線の線路と合流して品川へ到着です。品川では14番線に到着しました。 この大崎駅手前~品川駅手前の山手貨物線に乗車しようとすると、定期列車では新宿などを発着する成田エクスプレスしかありません(しかも現在コロナ禍により日中はほぼ全て運休となっています)。そのため、この臨時列車はその区間に特急券なしで乗車できる貴重な機会であり、わざわざこの日を選んでこの列車を狙う意味があったというわけです。 品川で折り返し、14番線から11:39発臨時列車新宿行きに乗車します。さて、ここで気づいたのですが、E231系15両編成で運行されているということはグリーン車があります。ところがこの臨時列車はグリーン車としての営業はせず、「通路扱い」という旨の案内がありました。締め切られているわけではないので利用できないことはなく、さりとて無料開放として言ってしまうと混雑が集中するからでしょうか(現にグリーン車の階上席は鉄道ファンなどで席がかなり埋まっていました)。微妙な状況ゆえの案内でしょうが、座ってはいけないということではないのでグリーン車階下席に座りました。 車内はゆとりもありなかなか快適です。この先さっきと同じように山手貨物線で大崎を通過、恵比寿と渋谷に停車します。渋谷では大勢の作業員の方が山手線内回りホームの拡幅工事にいそしんでいらっしゃる姿を見ることもできました。そして新宿に到着です。 ランキングへお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.30 14:48:54
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