前回の記事
の続きです。
遂に念願の一人暮らし!と思ったら事故物件だった、というところまでお話しました。
次は生活の基盤を整えるべく、アルバイトです。
山を一つ越えたところにあったコンビニでアルバイトを始めることになりました。
しかしこのコンビニでも、不思議な経験をすることになるのです。
まず、2時から6時までワンオペ(一人勤務)でした。
今では夜勤でワンオペをさせるコンビニは減っていると思いますが、当時は割と普通でした。
そして、ちょうど一人勤務になる2時過ぎからが、霊たちのゴールデンタイムだったのです・・・。
必ず特定の場所のお菓子の棚からだけ、ぽとりと一つお菓子が落ちます。
どんなに注意して品出しをしても、必ず落ちるのです。
夕方から夜にかけて勤務している主婦の方いわく、小声で
「あなたね霊感ありそうだから、教えておいたげるけど、ここね、出るわよ。子供の霊。気を付けてね。」
と言ってくれました。
(うん、いらない、その情報。余計怖いからね。今日も2時から一人なの。分かるよね?いやがらせかな?)
で、実際出るわけです笑
この頃、事故物件での経験をきっかけに、急に「見る」という感覚が開いたのか、次第に昼夜を問わず霊的な存在たちを目視できるようになっていったのです。
子供の霊は悪意はないので、すぐ慣れましたが、他にも数種の訪問者が・・・。
朝5時頃モップ掛けをしていると、スーッと人影が通り抜けるのを横目でみます。
しかし、入店時のセンサー音はしていません。
防犯の意味で、
「いらっしゃいませ!」
と声をかけますが、こちらに気付く様子もなく、一直線に従業員以外立ち入り禁止のバックルームへ向かったように見えます。
侵入者だったら大変と思い、急いでバックルームへ戻るも、当然誰もいません。
監視カメラを念入りに確認しても、やはり誰も映っていません。
この霊は男性の霊で、40代くらいの人なのですが、服装がやや古めかしいため、コンビニが建つ前からここにいた霊なのかもしれません。
一番厄介だったのは、時々出現する怒りっぽい男の霊でした。
この霊は、気配を感じるとまず、冷蔵庫を鳴らしてきます。
ゴン!と金属を蹴っ飛ばした時のような、鈍い音が鳴るのです。
冷蔵庫は温度差で金属が歪み、それが戻る際に音が鳴ることはあるのですが、その鳴り方とは勢いが違います。
明らかに蹴るか叩くかしないとならない音なのです。
ダンスの練習後の夜勤で疲れてうとうとしていても、はっと目覚めるレベルです。
更には、おい!とか、なあ!とか耳元で話しかけてきたりするときもありました。
今だったら、元気な霊だなと逆に嬉しくなるものですが、この時は何が起きているのか分からず、ただ恐かったです。
しかもそれだけでなく、この霊が出現した後に何故かネガティヴな出来事が起きるのです。
揚げ物を作るフライヤーの廃油口が壊れて、店内に大量の油がこぼれてしまったり、クレーマーが来店し業務が停止したり、店の前の道路で事故が発生したり、店内でお客さん同士の喧嘩が勃発したり・・・。
この霊が引き起こしている現象である、と確信を持つのに、そう時間はかかりませんでした。
の中でも詳しく述べています。
しかし、今のように祓えるわけでも、彼らの正体が霊査出来るわけでもなく、大学で哲学を学んでいるだけの普通の大学生だったのです。
恐がりつつ、理不尽さに怒りつつ、なんとかギリギリ耐えている状態でした。
夜勤の日は朝になってから帰るため、生首は出てこないのですが、何故か部屋で休んでも体力が戻りません。
異常なことだと思うのですが、何故か必ず毎月風邪をひいてしまい、体調が万全だという日が一日もないのです。
いつも頭が痛く、寒気がしていました。
体が弱すぎるんだ、と友達からは笑われていましたが、なんかそうじゃないんだよな、と常に疑問でした。
今にしてみれば、明らかに住環境とバイト先の影響なのですが、そういう発想に至りません。
自分の気合いが足りないから、筋肉が足りないから、ダンスの練習不足だから、などとそれらしい理由をつけては、自分に鞭を打ち続けました。
それでも体調が戻らないため、免疫系の疾患なのではないかと、精密検査を受けたりもしました。
しかし、何も出ないのです。
そんなある時、友人がどうしても私の部屋へ来てみたい、というので、恥ずかしいとは思いつつも、押しに負けて招き入れた時があったのです。
彼らの反応は普通の男子大学生のそれだったのですが、私はその反応に、とても傷つきました。
「せっま!!ぼっろ!!お前こんなとこよく住めるなぁ。」
「あはははは!おまえんちってそんな貧乏なの?やばくね。」
「壁薄すぎて、会話出来ないんじゃね!わかるー!」
などと、見たままの素直な感想をくれただけなのですが、一応自分で働いたお金で住んでいたので、とても惨めな気持ちになりました。
やはり、大学生でこんな部屋に住んでいるのはおかしいんだ。
それは、とてもとてもカッコ悪いことなんだ、と彼らが帰ってから、情けなくて泣きました。
「一人でこんなところに住んで、ストイックにダンスしてて、いいじゃん!」
くらい言ってくれるかな、と淡い期待をした私が世間知らずでした。
今でこそ、その反応が普通の反応だと分かるのですが、当時は心を折られるには十分な出来事でした。
自分の生活レベルを他者と比べて初めて、悲しく苦しい気持ちになった経験でした。
このメンタルの落ち込みは、生首にとって好都合だったようで、この日の襲撃は過去最大でした。
やはり3時頃に襲われたかと思うと、リアルに呼吸困難になり、ぜんそくの発作のような咳が止まらくなってしまったのです。
ヒューヒュー喉を鳴らしつつ、なんとか救急車を呼びました。
時間外診療で、とても高い診察料になってしまい、それも泣きました。
思い返してみると、学生時代は、本当にお金で苦労しました・・・。
お金と社会の理不尽さを恨みぬいた4年間であったと言っても、決して過言ではありません。
好きだったダンスも、高校からの経験者が多く、私のそれは趣味のレベルだったのだと思い知らされるほど、みんな上手でした。
もう全てが嫌だ、と思い始めていた頃、父が単身赴任で東京に越してくることになったのです。
当時はまだ、父とのわだかまりが完全に解消されたわけではありませんでしたが、背に腹は変えられない、と父が単身赴任のために借りていたマンションに一緒に住ませてもらえることになりました。
こうして、金銭的にも少し余裕が生まれ、事故物件ともようやくオサラバ出来たのです。
「グッバイ生首!絶対ついてくるなよ!」
引っ越してみるとこれが快適そのもので、鉄骨のマンションで前ほどボロくないし、何より生首もそのほかの変な霊も、全く、本当に全く出ません。
やはり、部屋が問題だったのですね。
久しぶりに熟睡出来ました。
この記事を書いていて、ふと気になったので調べてみたところ、当時私が住んでいたアパートは既に取り壊されたようで、今は新しくお洒落なオートロックマンションになっていました。
しかし、おそらくまだ出るでしょう。
画面越しでもそれは分かります。
あれ以降、当然ですが全く襲われていないし、ほぼ忘れていたので、こいつらを祓おうなどとは思っていませんでしたが、書いていたら当時の感情がよみがえってきました。
よくもまあ、いたいけな大学生をいじめてくれたものです!笑
職業能力者になって10年近く経過しようとしている今、私が訪問したら、奴ら一体どんな顔をするのでしょうか。
私のことなど全く覚えていない可能性もありますが、傲慢な気持ちではなく、フラットに少し楽しみです。
次回八王子方面に行った際、時間がある時にサクッと祓ってきます。
文字通り、首を洗って待ってろよ、ですね。
今こうして冷静に振り返ってみると、他者や環境を責めても状況が悪くなることのほうが多い、と学ばされた経験でした。
当時の私は、お金と社会を憎み倒し、その憎しみを全てダンスにぶつけ、最強のブレイクダンサーを目指していました。
いわば、踊る修羅です。
こんなメンタルでは、当時のような状況を引き寄せてしまうのも当然だったと思います。
結果として、体調不良と霊に悩まされましたが、それをきっかに、人生そのものについて考え直し、ダンスだけでなく、霊的探求も本格化させていくことになったのです。
それまでは、
などで述べたように、人の感情や残留思念を感じる体験はあったものの、はっきりと霊を見たり、話しかけられたりという経験はほとんどありませんでした。
ただ、これだけハッキリ経験しておきながらも、心の奥底ではまだ、あの部屋での体験もコンビニでのことも、ストレスからくる寝不足と疲労で幻覚を見ていたのかも、と思っていたりもしました。
霊的世界の存在を確信しかけていたのですが、まだ、信じきれない自分もいました。
そこで、霊的探求をスタートすることとなったのです。
そして、守護霊や宇宙の友人たちとの出会いや導きがあり、現在へと至っています。
学生時代の霊的探求で経験したことの中にも、面白エピソードや感動の話などがあります。
そのシリーズも、時々連載していきますね。
お楽しみに!
読んでいただき、ありがとうございます。
u1234ss@yahoo.co.jp
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