昨日は、タイミングのズレやエネルギーの空回りを感じた方が多くおられたようです。
複数の生徒さんやクライアントさんから
「欲しい物があって買いに行ったのに、売り切れていた」
「普段は滅多にしないのに、食器を洗っていたら落として割ってしまった」
「楽しみにしていた予定が直前にキャンセルになってしまった」
「いつもカバンに入れているはずなのに、何故か今日に限って手帳を忘れてきてしまった」
というようなお話を連続して聞きました。
昨日はどうやら全国的に、重大な問題ではないものの突発的なトラブルに見舞われ、気を揉むことになるという
「プチ挫折」
のような経験をされた方が多かったようです。
この背景にあるのは、父性と母性のエネルギーのすれ違いです。
暴走する父性とそれに反発する母性とがそれぞれ異なる方向を向いてしまっている、という状況があるのです。
昨日、生徒さんから
「こういう突発的なトラブルに見舞われた時、なるべく切り替えるように意識しているのですが、トラブルが連続したりすると、つい自分や周囲を責めてしまい、感情が悪くなってしまいます。悪感情は運気を落とす、ということは理解しているのですが、こういう時に運気を落とさないためには、どうしたら良いのでしょうか。」
とご質問をいただきました。
今というタイミングにおいて非常に重要なテーマであるため、読者の皆さんにもシェアさせていただきますね。
生徒さんが言っておられるように、確かに悪感情は運気を落とします。
特に、霊的・エネルギー的視点から観れば、人（自分も含む）を責めてしまうと明確に自分の運を落とします。
これは道徳論などではなく、霊的真実として古代から語り継がれていることなのです。
現実的には、人を責めると、血中にストレス物質が放出され、血がドロドロになって血管の内壁を削るため、病気になりやすくなる、と言われているようですね。
でも述べたように、神仙道などの霊的探求の体系においても、
「人を責めると風邪をひく」
と語り継がれています。
相手を責めていたつもりが、結局は自分が損をしてしまうのです。
詳しくは
で述べています。
しかし、一つ一つは大したことがないようなトラブルであったとしても、それが連続した場合には、自分や人を責めてしまうこともありますよね。
そこで、今回の記事では、
「良くない出来事が連続する際に、運気を落とすことなく流れを切り替える方法」
についてお伝えします。
①何よりもまず自分の感情を安定させる
マイナスのシンクロニシティが連続する時、多くの場合は、最初に起きたプチ挫折を経験した時の感情がループしています。
プチ挫折が起きる
↓
感情が悪くなる
↓
抱いた悪感情によって運気の流れが乱れる
↓
新たなプチ挫折が現象化する
という負のループにはまってしまっていることが多いのです。
そのため、一度この流れを断ち切る必要があります。
まずは、自分の感情を悪くする状況や人間関係などから一時的に距離をとりましょう。
例えば、電車やバスなどでイライラしている人が近くにいたりするような場合には、なるべく早く別の車両に移動したり、距離をとるようにします。
可能なら、途中の駅で降りてしまうというのもアリです。
負のループにはまっているときほど、そうした状況に耐えようとして我慢してしまうものですが、まずは感情の安定が第一です。
シンクロが現象化する背景には感情があるのです。
こらえようとすればするほど、感情が乱れてしまうため、負のループを感じている時ほど、
「勇気ある撤退」
を優先することを忘れないでください。
そして、ストレスを感じる状況から一定の距離をとることが出来たら、少しのんびりしましょう。
遠くの景色をぼーっと見つめたり、10秒ほど目を閉じてみるのも良い方法です。
②頭に上った気を下に降ろす
負のループの最中にある時、私たちは頭で一生懸命考えて、そうなった理由を見つけようとしたり、対処法を必死になって考えてしまいがちですよね。
しかし、その状態はエネルギーで捉えると、「気（エネルギー）」が上がってしまっている状態なのです。
「頭にくる」という表現がありますが、まさにそうで、エネルギーが頭に上がりすぎてしまっているのです。
この状態のままでは、①のようにストレスの元から一時的に距離をとったとしても、また自ら怒りやストレスの火に燃料を注いでしまうことになりかねません。
そこで、上がった気を下げる必要があるのです。
そのために必要なのは、足を意識する、ということです。
「えっ、それだけ？」
と思われる方もおられるかもしれません。
しかし、これは非常に重要なことなのです。
私たちは足で大地に立っています。
その足を意識することで、余分なエネルギーが地面にアースされ、文字通り
「頭を冷やす」
ことが出来ます。
足を意識することで、頭は冷静になり、足はエネルギーが流れることで暖かくなります。
健康法として知られる「頭寒足熱（ずかんそくねつ）」は霊的にも非常に大きな意味を持つのです。
両足をさすったり、マッサージしたり、軽く足踏みするなどして、足に意識を向けましょう。
③道を変える
足にエネルギーが降りてきたら、次に行うべきは、通る道を変えること、です。
道は人が行き交うものであり、人の運気の流れを象徴します。
そのため、負のループを断ち切り流れを変えるためには、道を変えてみることが有効なのです。
普段使わない道を通ってみたり、普段は使わない経路で目的地へ向かうようにしてみましょう。
ポイントは、のんびり行く、ということです。
慣れていない道を通ったり、慣れない経路の公共交通機関を使ったりすれば、いつもより時間がかかることもあるかもしれません。
しかし、そこでイライラしてしまっては、負のループに逆戻りしてしまいます。
運気を切り替えるために、ゆっくり行く、と心に言い聞かせ、意識的にそれを行うようにしてみてください。
うまく運気を切り替えることが出来てくると、道ですれ違う人々の表情がほんの少し明るくなったように感じます。
私たちの意識と経験することになる現実は、明確につながっているのです。
家の中で負のループに見舞われている場合などには、外に出て、普段通らない道を少し散歩してみましょう。
道を変えることは、運気を変えることに繋がっているのです。
負のシンクロが続くときには、これらの方法を実践してみてください。
他にも呼吸法などを用いて意識を切り替える方法もあります。
で詳しく述べていますので、こちらも是非読んでみてくださいね。
今日は大寒であるにも関わらず、3月並の気温になると報じられており、確率の偏りが発生していますね。
確率の偏りとは
などの記事で詳述したように、通常は起こり得ないことが起こりやすくなっている、というサインです。
確率が偏っている時には、起きてほしい奇跡も、起きてほしくない奇跡も、そのどちらもが起きやすくなります。
どちらが起きるかを決めるのは、私たちの感情なのです。
どちらのあらわれとして現実化するのかは、そのシンクロを体験した際の感情で決まります。
良い感情でいれば、起きて欲しい奇跡を呼び込みやすくなります。
激しいエネルギーの乱れによって、負のループも起きやすくなっていますが、出来ることから実践し、皆で起きてほしい奇跡を起こしていきましょう。
読んでいただき、ありがとうございます。
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