前回の記事

　

　

の続きです。

 

 

 

受け取った啓示をかみしめていると、神々が今度は私個人に向けて

 

「タカテルよ、そなたに問おう。何をしたい。これから何をする。」

 

と、問われました。

 

神々の前で自分を良く見せようとすることや、本心と異なることを述べたところで、全て筒抜けになってしまいます。

 

そこで意を決し、その時思っていたことをそのままお伝えしました。

 

私は

 

「今、凶悪な邪気たちが数多く跳梁跋扈しています。それらに負けることなく、邪気を祓いきることが出来る強さと、優しい人々を護り癒すことが出来る力が欲しいです。それを身に付けるべく、研鑽を続けます。」

 

と答えました。

 

すると、三柱の神々は優しく微笑むと

 

「わかりました。では、そのために必要なものを授けましょう。」

 

と言われたのです。

 

 

 

そして、驚くべきことが起きました。

 

 

 

手にしていた自動書記の全体が強く発光したかと思うと、自動書記の中に、私の意識が吸い込まれたのです・・・！

 

 

 

目を開けるとそこは神界でした。

 

 

 

これまでにも述べてきたように、神界には特有の空気感があります。

 

神仙道などの古伝を紐解くと、異世界の中には、こちらの意志で参入できる世界も存在しますが、神界だけは、神々の許可とお招きが必須である、と記されています。

 

こちらがどんなに望んだところで、神界から見て、時・人・場所の三つがシンクロしていない限り、扉が開かれることはありません。

 

扉を開く三つの鍵については

　

　

で詳述しています。

 

こうした「異世界訪問」のテーマに関して、よくいただくご質問があります。

 

それは

 

「霊的世界や異世界に参入した際に、食べ物や飲み物をいただいたら、断ったほうがよいのですか。」

 

というご質問です。

 

『千と千尋の神隠し』において、主人公の両親が神々の食事を勝手に食べてしまったため、豚にされてしまった、という話が有名であるため、このように言われているのかもしれません。

 

結論から言うと、それは迷信です。

 

是非、積極的にいただいてください。

 

その理由については

　

　

で詳しく述べています。

 

 

 

今回招かれたのは、澄み切った空がどこまでも広がり、山の峰々が柔らかな霞に包まれた荘厳な世界でした。

 

目の前には深い森があり、中へ足を踏み入れると、古木が天を貫くように立ち並び、その根元には清らかな泉が湧き、静かに水面を揺らしていました。

 

不意に、風がそっと吹き抜けるのを感じます。

 

木々の葉がささやき合い、神々の声が遠くから響き合うかのようです。

 

なんと心が穏やかになる空間なのでしょうか。

森の奥を見ると、荘厳な神社が佇んでおり、朱塗りの鳥居がより深い世界への境界であることを示しています。

 

少し進むと、石畳の参道が見えてきました。

 

苔むした灯籠が静かに時を見守る中、参道の両脇には、色とりどりの花を咲かせた樹々が植えられています。

 

梅の花が咲き、桃の木には甘い香りを放つ果実が実っています。

 

神々の息吹を感じる、まさに桃源郷でした。

 

鳥居をくぐると、ちょうど朝日が立ち昇ってきました。

 

太陽によって金色の光が投げかけられ、拝殿全体が輝きに包まれていきます。

 

その時、何かが空に向かって飛翔していくのが見えました。

 

あれは一体なんでしょうか。

 

見上げると、9体もの巨大な龍神たちが空を舞っているではありませんか・・・！

 

九体の龍神が空を舞い飛ぶ様子は、それ自体がまさにアートでした。

 

広大な蒼穹を切り裂くように、彼らは雲を従え、風を巻き上げながら自在に飛び回っています。

 

最初の龍は黄金の鱗を輝かせ、太陽の光を反射して、目もくらむほどの眩しさを放っています。

 

そのすぐ後ろには、深紅の龍が炎のような尾をなびかせ、空に燃え盛る筋を刻んでいます。

 

碧色の龍は、海の波を思わせる優雅な動きで弧を描き、翡翠の輝きような光を散らしています。

四番目の龍は、灰色の体躯をうねらせ、雷鳴を伴って雲間を突き抜けていきます。

 

続いて現れた純白の龍は、雪のように静謐で、柔らかな光を放ちながら天を漂っています。

 

六番目の龍は紫電を帯びた鱗で空を切り裂き、その爪は虚空を掴むかのようです。

 

七番目は青銅色をし、美しい歌声とともに風を操る龍神です。

 

八番目の龍は、銀の霧を纏い幻想的な姿で雲を縫うように飛翔していきます。

そして最後の九番目の龍は、虹色の光をまとったより神秘的な存在でした。

 

その動きは流れるように滑らかで、七色の輝きが空に尾を引き、他の龍たちと調和しながら壮大な舞を繰り広げています。

 

九体の龍神は、それぞれが個性豊かな力と美を持ちながらも、互いに響き合い、空を無限の舞台として躍動していました。

 

見ていると、自然と心の中に、

 

「その姿は、見る者の心を奪い、永遠に忘れられない光景として、心の回廊に飾られる一枚の絵画となる」

 

と、浮かんできました。

 

それほどに、壮観で、美しい光景であったのです。

 

 

 

 あまりの光景に、空を見上げたまま立ち尽くしていた私に向け、九体の龍神たちはこう告げました。

 

「タカテルよ、よく参られた。汝の願いを聞き届けるため、我らの力を結集させようぞ。」

 

と。

 

すると、龍神たちが空の中心に向かって一斉に飛びました。

 

9体の龍が結集し、9つの力が共鳴し合い巨大な光の渦となって、周囲を包み込みます。

 

あまりの眩しさに目を開けていられないほどの光が、空の中心の渦から放たれています。

 

しばらくして、ゆっくり目を開けると、そこには、驚くべきものが存在していたのです。

 

 

 

 

　

　

へ続きます。

 

 

 

ps.先日の記事でも述べましたが、エネルギーの乱れに連動し、邪気が活性化しています。

 

かつてないほどに、霊的プロテクトの重要性が高まっています。

 

今のような霊的状況、エネルギーの状態を独力で乗り越えていくのは、プロの目線から見ても、並大抵のことではありません。