【BUY】Apple/Apple Watch Series 8(41mm/GPSモデル) 

メンテナンス・ツール 時計

機械式時計の大敵、Apple Watch(アップルウォッチ)。「一度手を出したら戻れなくなる」「持っている機械式時計の身の振り様は?」など、アブナイお薬みたいに極力近づかず、見て見ぬふりをしてきたわけですが。

しかし、昨年からランニングの頻度が一段と高まり、それに伴いBluetoothイヤホンなど、ランニングを楽しむためのギアを少しずつ増やして充実化させていく過程で、最後はやはりアップルウォッチが欲しくなり・・・。

そこで、ランニングウォッチとしてならイイだろうと、Appleの初売りを利用し、キャンペーン対象だったApple Watch SEを狙うことに。価格も手頃、ランニングウォッチとしての必要な機能も十分備えており、アップルウォッチ初心者には入門機として最適です。 

しかし、購入前に機能比較などのレビュー動画を見るうち疑問が湧きてきました。ランニングウォッチならば、計測やバッテリーの持ち時間など様々な面でGarmin(ガーミン)の方が優れており、それをわざわざ買い替える必要があるのか、という点が1点目。 

そして、アップルウォッチを普段使いしたら想像以上にずっと便利ではないか、という気づきが2点目。ランニングウォッチ目的で購入するには勿体無い。その時点で当初の購入理由は既にぶれており、初売りでは踏ん切りがつかず、いったん見送りに。 

そこで改めて購入目的を普段使いに変更し、必要な機能の確認や、SEとSeries 8との価格差を機能差が埋めてくれるかなどを精査。その結果、Apple Watch Series 8(41mm/ GPSモデル)を購入するに至りました。これが2023年最初の買い物となります。

普段使いに欲しかった機能

Series 8 にはあってSEにはない機能はいくつかありますが、普段使いする上でSeries 8 を選んだ理由は以下の3つの機能差でした。 

① 常時点灯

腕を下ろしても画面が消えない常時点灯。SEは腕を下ろすと画面も消灯してしまいますが、吊革につかまる時など、イチイチ腕を上げる動作をしなくても画面を見ることができるので、常時点灯は欲しい機能でした。 

② 日本語入力

カバンの中やポケットからiPhoneを取り出さずとも手元から返信を完結できるのは本当に便利ですが、SEは定型文のみしか返信ができません。しかしSeries 8では日本語入力が可能です。

LINEやメールの返信が定型文ではなくフリック入力できる日本語入力は、Series7から搭載された機能ですが、普段使いする上ではどうしても欲しい機能でした。 

③ 高速充電

アップルウォッチを手に入れたら体調管理や睡眠改善に活用したいと考えていました。寒さのせいか、はたまたアルコールが増えたせいかはわかりませんが、先日iPhone のヘルスケアアプリから突然血圧が上昇傾向との通知が来て少々心配になっていて。 

また、睡眠時間も短く、寝付きも悪いのもずっと気になっており、アップルウォッチを買うなら寝る時も身に着けて体調や睡眠の状況を把握し、ヘルスケアアプリをフル活用したい、と。

問題は24時間身に着け続けるだけのバッテリーがないこと。SE、Series 8 共に最大18時間しかバッテリーが持ちません。しかしSeries 8 は高速充電に対応しており、高速充電なら45分で80%程度充電してくれるそう。

毎日ランニングの時間だけはGarminを使うため、ランニングに出ている約1時間があれば、高速充電なら充電を終えておいてくれますので、必要不可欠と判断しました。

その他の仕様について

さて、仕様ですが、購入したのはGPSモデル。基本的にiPhoneは常に持ち歩きますし、ランニングウォッチとしてはGarminを使いますから必要ないと判断。 

サイズは41mmを選びました。細腕には41mmでも十分な大きさです。懸念だった日本語入力時のフリック入力への影響ですが、小さい画面にも関わらず案外問題なくできています。 

バンドはストームブルーのソロループで、サイズは3。金具がないため、とにかく軽く、仕事でキーボードを打つ際などデスクワークの際も邪魔になりません。

ソロループはジャストサイズで選びましたが、身に着けたまま寝ると、朝むくみで痛い時もあるので、そのうち調整が可能な別のバンドを追加購入する予定。寝る時であれば軽さや金具の有無もそこまで気にしなくてもいいですから。

寝起きから寝るまで、満足感の塊

購入して2週間余りですが、すっかり生活に溶け込みつつあります。

これまではiPhoneが振動するたびに画面をのぞき込んで新着情報を確認していましたが、今ではすぐに確認が必要なお知らせだけをApple Watchに通知させすぐに手元で確認、返信。それ以外の通知は時間があるときにまとめて確認することで、より仕事に集中できるようになりました。 

また、これまで目覚まし代わりに枕元に置いていたスマホも、アップルウォッチにアラーム機能があるため寝室に持ち込む必要もなくなりました。

枕元にスマホがあると布団に入ってからも画面を覗き込んで寝つきが悪くなったり、夜中に米国の株価が気になって起きてしまったりと、睡眠を妨げる弊害となっていましたので。

寝る時にはしっかり寝ることができるようになり、朝起きる時には振動で起こしてくれるのでアラーム音で家族を起こすこともなく、とにかくアップルウォッチ様々です。 

機械式時計、ランニングウォッチとの棲み分け

そんなわけでランニングウォッチはガーミンを引き続き利用します。ランニング中の使い勝手や計測内容などはガーミンの方が充実していますし、ガーミンを使って走っている時間にアップルウォッチを充電するなど、上手く使い分けることで双方折り合いがつくと考えています。 

一方、問題になるのは機械式時計の身の振りよう。恐らく普段の生活の中心は今後アップルウォッチが主体になるでしょうから、ドレスウォッチの使い道は今まで以上に限られてくるはず。

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しかし、時間を確認するツールとしての腕時計というカテゴリーでは一緒でも、それぞれに求める目的や使い道、購入時の動機に至るまで全く異なります。一方では装飾品として、もう1つはビジネスツールとして。自分の中での存在意義は全く別。 

最近になり改めてアップルウォッチに惹かれたのは、限りある時間を少しでも有効活用するために必要なツールであると感じたことが一番大きい。家族や仕事に割く時間がどんどんを大きくなり、いまや時間が惜しくて仕方がありません。 

ドレスウォッチを身につける時は、時間や通知などから距離を置き、慌ただしさから解放されたい時、ちょっと贅沢な時間をゆったりした時間を過ごしたい時、気の知れた仲間たちや家族と過ごしたい時などに身につければ、と割り切っています。

時計なのに時間を気にしない時、また時間を忘れたい時にあえて身に着けるというのは、時計本来の役割を極力使わないようにする行為でちょっとおかしな感じもしますが、むしろ便利さが息苦しくなる時もあるでしょうから、日常と非日常でメリハリをつけて使い分けができれば、と。

今年も昨年以上に忙しくストレスフルな1年になるでしょう。機械式時計とアップルウォッチ、双方のメリットを上手く活かし、効果的に使いこなすことでより充実した時間を過ごせれば、と思っています。

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