9月7日(土)西武22回戦(福岡D)、2-3で負け。対戦成績15勝7敗。1回裏、周東の過信が最後まで響いた。正木を責める向きが多いだろうが、役者(今井)が一枚上だった。最後の2枚も想定内。抑えが要らない展開に持ち込めば済む話だ。
負けが続き、マジックが減らないことで重圧がかかっている。投打ともに思い切りがなくなったり、気負いや気持ちの空回りが出ているのではないか。
周東は久しぶりの先頭打者での長打で、思わず足に溺れた。2塁打が2本続いて無得点は痛恨。3回に早くも逆転したが、正木の打席が悉くチャンスの場面で運がなかった。特に5回の2死満塁で、2球目の外角スライダーに手を出してスイングを取られて勝負が見えた。
正木は今日の打席、ほぼ真ん中のストレートを捉えきれず、今井に良いようにあしらわれた。気持ちの整理がつかないままにハーフスイングを繰り返して焦りを増幅させた。柳町は昨年までに見られた見逃しの場面が増え、消極的になっている。ここらへんがスタメン落ちの理由だろう。
スチュアートは7回1失点としっかり好投しただけに、抑えの失敗が恨めしい。先頭打者に四球を出したところで、失点を確信した。杉山は野球脳が悪すぎる。古賀を全力でアウトに取れば、今日のゲームは勝っていた。ヘルナンデスは責められない。コーナーに散らして並行カウントに持って行き、最後は力勝負でど真ん中に投げ込んだ。相手を褒める場面である。
周東の過信と杉山の集中力欠如。注意すれば防げたことを冷静な判断を怠り、さらに追い詰められてドツボにハマった。
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