骨盤の歪みに深く関わる主な筋肉　5．腸腰筋:

2024-11-28 02:29:13

腸腰筋と骨盤の歪み
腸腰筋とは？
腸腰筋は、大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つの筋肉からなる複合的な筋肉です。
腰椎から始まり、骨盤の内側を通って大腿骨に付着しています。
体幹と下肢を繋ぐ重要な筋肉で、主に股関節の屈曲（膝を上げる動作）や体幹の屈曲（前かがみになる動作）に関与しています

腸腰筋が骨盤の歪みに関わる理由

骨盤の前傾: 腸腰筋は、骨盤を前傾させる働きがあります。
この筋肉が緊張しすぎると、骨盤が前傾しすぎてしまい、腰痛や姿勢が悪くなる原因となります。

姿勢の保持: 腸腰筋は、体幹の安定性にも関与しています。
この筋肉が弱くなると、姿勢が悪くなり、骨盤の歪みにつながる可能性があります。

歩行時の役割: 歩く際、腸腰筋は足を前に振り出す動作を補助します。
この筋肉が硬くなると、歩幅が狭くなり、腰や膝に負担がかかることがあります。

腸腰筋が弱るとどうなる？

腰痛: 腸腰筋が緊張すると、腰椎に負担がかかり、腰痛を引き起こすことがあります。

姿勢が悪くなる: 猫背や反り腰など、姿勢が悪くなりやすくなります。

歩行が困難になる: 足を引きずるような歩き方になったり、歩行がスムーズに行えなくなったりすることがあります。

腸腰筋を鍛える方法

ストレッチ: 膝を抱えて胸に近づけるストレッチや、あぐらをかいて前かがみになるストレッチなどが効果的です。筋力トレーニング: プランクやブリッジなどの体幹トレーニングがおすすめです。

ヨガ: ヨガのポーズの中には、腸腰筋を意識的に伸ばしたり鍛えたりするものがあります。

腸腰筋は、骨盤の安定や姿勢の維持に重要な役割を果たしています。
この筋肉のバランスが崩れると、骨盤の歪みや腰痛などの原因となることがあります。

ポイント

毎日続ける: 毎日少しずつでも続けることが大切です。

正しいフォームで行う: 正しいフォームで行わないと、効果が得られないばかりか、怪我をする可能性もあります。

他の筋肉とのバランス: 腸腰筋だけでなく、他の筋肉もバランス良く鍛えることが重要です。