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2025年1月27日
愚策中の愚策である政策金利の引き上げ
From 岡田磨左英(中小企業診断士)
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日銀が政策金利の利上げを決定しました。
そして、日経新聞には以下のような記事が載っていました。
「日銀、0.5%に追加利上げ決定 17年ぶり水準(2025/01/24日経新聞)
日銀は24日開いた金融政策決定会合で追加利上げを決めた。政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を、0.25%から0.5%に引き上げる。利上げは2024年7月会合以来で、政策金利は17年ぶりの水準に乗せる。金利の正常化が一段と進む」
「日銀利上げ、住宅ローン返済は平均例で月8000円増(2025/01/24日経新聞)
日銀が政策金利を0.25%引き上げ年0.5%にすると決め、住宅ローンを抱える家計に影響が広がる。約1年前に変動型金利で4500万円を35年返済で借りた場合で試算すると、直近2回の利上げによって毎月返済額は8000円ほど増える。適用金利が住宅ローン減税の控除率0.7%を上回り、これまでの「借り得」の状況も変わってくる。」
気になる言葉があります。「金利の正常化が一段と進む」。正常化って何。ということです。不況のときには利下げをし、好況で景気が過熱気味の時は利上げをする。というのが王道なのではないでしょうか。今は好景気で景気が過熱気味ですかね。
日銀にいると大衆の景況感が分からないのでしょうか。
また、政策金利が上がることにより、短期プライムレートが上がり、住宅ローン金利の変動型が上がります。それによって、毎月返済額が8,000円増え、年間で96,000円も増えます。基礎控除の引き上げによる減税を打ち消す増税です。
まあ、利上げにより、民間企業、家計の資金需要も萎むでしょう。民間企業の倒産も増えるでしょう。
また、植田総裁は、コストプッシュインフレとデマンドプルインフレの違いも分からないのでしょう。現在はコストプッシュインフレです。海外の企業の所得が増えているだけです。GDP三面等価の原則も知らないのでしょう。
石破茂総裁と日銀の植田総裁のコンビで日本は貧乏神に取りつかれたように、衰えていくことが予想されます。耐え忍ぶしかありません。そして、我々主権者である国民の意思表示として、夏の参議院選で与党に票を入れないという選択をすることです。
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岡田磨左英(中小企業診断士)
2025年1月27日
愚策中の愚策である政策金利の引き上げ
From 岡田磨左英(中小企業診断士)
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日銀が政策金利の利上げを決定しました。
そして、日経新聞には以下のような記事が載っていました。
「日銀、0.5%に追加利上げ決定 17年ぶり水準(2025/01/24日経新聞)
日銀は24日開いた金融政策決定会合で追加利上げを決めた。政策
「日銀利上げ、住宅ローン返済は平均例で月8000円増(202
日銀が政策金利を0.25%引き上げ年0.5%にすると決め、住
気になる言葉があります。「金利の正常化が一段と進む」。正常化
日銀にいると大衆の景況感が分からないのでしょうか。
また、政策金利が上がることにより、短期プライムレートが上がり
まあ、利上げにより、民間企業、家計の資金需要も萎むでしょう。
また、植田総裁は、コストプッシュインフレとデマンドプルインフ
石破茂総裁と日銀の植田総裁のコンビで日本は貧乏神に取りつかれ
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岡田磨左英(中小企業診断士)
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