ラジコンヘリのメインローターを回らないようにする方法


ラジコンヘリのメインローターを回らないようにする方法です。機体によって多少やり方が異なります。ピッチ調整時の参考にして頂ければ幸いです。

スポンサーリンク

メインローターが回らないようにする方法

ラジコンヘリのピッチ調整をする際には、計測のためにメインローターが回らないようにする必要がありますが、これにはいくつか方法があります。

機体によってその方法は異なりますので、いくつかご紹介したいと思います。

XK K110の場合


こちらはXKラジコンヘリのK110です。写真をご覧頂くとわかる通り、モーターとアンプにはそれぞれコネクタが設けられています。


これを外すことで簡単にメインローターが回らなくなります。モーター側は線が露出しておりますが、この状態では通電されないので、絶縁等も必要ありません。

ただし、ちょっとした拍子にうっかり違う穴に入ってショートする可能性は充分に考えられますので、心配な方は絶縁しても良いかと思います。


アンプ側は導線が露出されないように工夫されており、ショートの危険はありません。なので、ほんとワンタッチでピッチ調整の下準備が完了するようになっています。

XK K120の場合


XK K120の場合も、側面についているコネクタを外すだけでOKです。

XK K123の場合


XK K123の場合もK110と同じでコネクタを外すだけです。

XK K124の場合


K123と同じような構造になっているK124も、上記と同じくコネクタを外す仕様になっています。

XK K100の場合


XK K100の場合はちょっと違います。こちらはブラシモーターでアンプ一体型の受信機なため、ここはダイレクトにコネクタを抜き差しする必要があります。

このコネクタ部は脆いので手で無理に抜こうとはせず、ピンセットやラジオペンチなどで優しく引き抜いてあげた方が良いです。

優しく引き抜くコツは、左右にグリグリと揺らしながら引っ張ってあげることです。この方法は、穴にキツく入っているものを取り出す場合などには、とても有効な手段です。

また、機体によっては下に振動を吸収するクッションがついておりますので、基盤が持ち上がらないように抑えながら作業しましょう。

ラジコンヘリのピッチ調整の下準備

必ず水平な場所で

飛行前の電源を入れる時もピッチ調整をしたい時も、必ず水平な場所に置いてやりましょう。

最近のラジコンヘリでは、3軸ジャイロや6軸ジャイロが採用されていることが多く、電源を入れた際にキャリブレーションが行われます。

キャリブレーションというのは較正のことで、ラジコンヘリ風に簡単に言ってしまえば水平出しです。最初の傾きを基準として水平を割り出しています。

なので例えば、電源を入れる際に右斜めに傾いている場所に置いた場合、そのままホバリングしてしまうと、機体に異常がないのに右に流れるということが起こります。

屋外では水平な場所というのは多くないため、特に注意しましょう。

まとめ

ブラシレスモーターであれば、アンプと基盤が別々にある場合が多いので、そのコネクタを外すのが一番手っ取り早いです。

ブラシモーターはアンプ一体型が多いため、コネクタを外すことになると思います。その際は慎重に取り外しましょう。

ピッチ調整時には通電をする必要があります。このことから、作業中はショートしてしまう可能性が常にありますので、充分に注意しながら作業を行うことが大切です。

以上、ラジコンヘリのメインローターが回らないようにする方法でした。

スポンサーリンク

フォローする

トップへ戻る