2021年5月30日(日曜日)
続いて、後藤一哉さんのステージ。
ソロでピアノ弾き語りを2曲。
辻村崇さんを呼び込んで、「後藤崇」のユニットの誕生です。
後藤一哉さんとの出会いは辻村崇さんの企画ライブ「はじめまして」でした。
企画のタイトル通り、辻村さんも後藤さんとは初めましてで、そんな場所に一緒にいたのは何かの縁があるのかなという気がします。
その時は、後藤さんが根室出身とは知らずにいましたが、2度目にライブで会ったのが、札幌出身の氏家麻衣さんの企画に後藤さんが出演されていて、そこで初めて知ることになりました。
MCで根室出身と話してくれて、歌い終わってゆっくりとビールを飲んでいる後藤さんに話しかけることができました。
同じ場所に辻村さんがいたことはやはり縁でしょうか。
道東出身者のライブ、それもバンドやユニットを中心に考えていたので、最初の出会い「はじめまして」のライブを再現してもらうのが一番良いと考えました。
そう、「はじめまして」の企画は、辻村さんが知らないアーチストさんを打合せもリハーサルも全く無しで、ギターサポートをする形で一緒にライブをするというものでした。
その後、対バンで後藤さんと辻村さんがライブをすることは何度もありましたが、一緒に演奏することは一度あっただけのようです。
「はじめまして」で聴いたときは、それこそ初めましてで、後藤さんのピアノ弾き語りと辻村さんのギター、いいなと思いましたが初めましてなので比べる記憶がなくて、でもその「はじめまして」の記憶の出番がこのライブになりました。
辻村さんのギター、そしてハンドマイクで歌う後藤さんはめったに見られない貴重な姿です。
今は、後藤さんも辻村さんもそれぞれたくさんのライブを聴いていますが、このコラボは記憶をはるかに越える素晴らしさでした。
そして、ここからが主催者の特権であり、わがままであり、無理なお願いを快く辻村さんが叶えてくれました。
トリのときめきエキスプレスの前、後藤崇からの流れで辻村さんのゲストコーナーを設けました。
辻村さんソロでのギター弾き語りもお願いしましたが、女性4人と辻村さんのコラボ。
辻村さんのギターが加わると、音楽が変わります。
ふうこさん、A-Kaさん、よこたちひろさん、宮武愛理さん、何度もそれぞれのギターやピアノの弾き語りを聴かせていただいていますが、これは辻村さんのギターで曲や歌が確実に変わります。
この変化は初めましてのお客さんには伝わりにくく、受け取ってもらいづらいところだと思います。
その違いを分かり、楽しめたのは自分だけだったかもしれません。
辻村さんがうまくリードしてくれて、緊張を和ませながらギターを弾いてくれたのは、企画した自分が一番うれしかったことです。
歌っているふうこさん、A-Kaさん、よこたちひろさん、宮武愛理さん、皆さん楽しそうに歌っていて、それはお客さんに確実に伝わったと思います。
また、それぞれハンドマイクで歌う姿はかなりレアだと思います。
トリはときめきエキスプレスが務めてくれました。
愛理さんが担当してくれた出身地と出演者の紹介を後藤一哉さんが務めてくれて、この打合せはなくて、少し気にはしていましたが、うまく臨機応変に対応してもらいありがたかったです。
バンドサウンドはやはり盛り上がります。
ポップで駆け抜けていく曲からバラードまで、ときめきエキスプレスの曲はキュンとするサウンド。
楽しいMCを交えながら、長丁場だった時間を忘れさせてくれました。
一昨年、愛理さんの故郷の別海町で、ときめきエキスプレスのワンマンライブを行い、その話などでも盛り上げてくれました。
アンコールも、この曲で締めてくれるかなと期待していた「ときめき too late?」、最高でした。
「ときめきダンサー」が加わって、曲の楽しさは倍増。
久し振りに見て聴く「ときめき too late?」、一緒に身体を動かして、少しは覚えていました。
自分で言うのもですが、とてもいいライブを作れたと思います。
コロナの緊急事態宣言が発令されている中で、なかなか来客が見込めず、それでも来て下さったお客様には最大限楽しんでいただけたと思います。
配信でもたくさん視聴していただいて、現場の雰囲気がうまく伝わっているといいなと思います。
阿寒町出身のふうこさん、釧路市のA-Kaさん、根室市の後藤一哉さん、別海町の宮武愛理さんを中心に、一緒に活動しているonly black の黒吉さんとしーちゃん、それからすだちのよこたちひろさん、特別ゲストで後藤さんと組んでいただいた辻村崇さん、ときめきエキスプレスのシンゴさん、サキオさん、キクコさん。
最高に素晴らしいライブを作っていただき
ありがとうございました。