12月30日は、お馴染みの舞岡公園へ。
これが2021年の最後の記録になります。
公園に足を運ぶ前に、最寄駅である戸塚駅近くで
橋の上から柏尾川を覗いてみました。
鶴見川に続き、コサギの集団が羽を休めていますね。
……やっぱり体感的にそこまで数が減っているように
感じないのですが、如何でしょうか?
舞岡公園です。翌日の大晦日は雪も混じるなど
イマイチ天候がよろしくありませんでしたが
この日は快晴。野鳥の声も多数聞こえました。
……と言っても、この日見られたのは
ヤマガラ(左)やコゲラ(右)などの
オーソドックスな種がほとんど。
ここ数年とんとタシギを見ていません。
ただ、撮影記録はWebに上がっているので
一応来ていることは間違いないようです。
またいつか遭遇する機会もあるとは思いますが
数年前までの「行けばほぼ確実に会える」時代を
知っている身としては少々寂しかったりします。
正面向きになったウグイス。
鳴き声はしても薮に隠れていることが多く、
出てきてもはぐれメタルのようにすぐ逃げてしまうので
こういうシーンを撮影する機会は少ないかと。
珍鳥ではないですが、嬉しいものです。
1回だけ、遠方に登場したシメ。
頭が黒味がかっているように見えますが
これは単に枝の影が被っているだけです。
ウグイスと同様こちらに目を向ける
アオジ(左)とジョウビタキ♀(右)。
( ・ v ・ )
ちなみに鳥の目をクローズアップすると
こんなにかわいくはなかったりします。特にメジロ(爆)
獰猛な肉食として有名なモズですが
横顔を見ている分にはかわいらしいです。
カワセミも一度姿を現しました。
距離は近かったのですが、光の関係もあって
少々くすんだ色になってしまいました。
舞岡公園においては至ってメジャー種。
そのため、公園を訪れる多くのバードウォッチャーは
出現すればカメラを構えるものの
そこまで熱中して追いかけることはありません。
三脚・砲台がズラリと並ぶようなターゲットと言えば……↓
そう、ヤマシギです。
この日は到着して早々に姿を見ることができました。
私がこの鳥を撮れたのは、今なお舞岡公園でだけ。
あまりにここでのエンカウント率が高いため
つい忘れてしまいがちですが、本来は相当のレア種。
(多分アリスイなんかよりずっと会いにくい)
タイトルの通り高級ジビエとして有名ですが
ここで捕獲なんてする輩は流石にいないでしょう。
(鳥獣保護区らしいので多分ダメだろうけど)
信州の方では一部のレストランで提供しているそうですが
べらぼうにお値段が高く、滅多に口にできるものではないそうです。
そんなヤマシギが、この日は2羽出現。
例のごとく大分距離がありましたが、
私にしては写りは上々かと。
食事中のヤマシギ。
出現ポイントさえ把握していれば
出合うのはそんなに難しくないこの鳥ですが
やはりレア度の高さ故か、はたまた舞岡公園の象徴だからか
一緒に並んだバードウォッチャーの皆さんも
大層喜ばれていらっしゃいました。
「これで今年の撮り納め」と満足げに帰路につく方も。
どうか今後も長期間楽しませていただきたいものです。
次回より、ようやく2022年の撮影記録を
お届けできるようになります。
引き続き何卒よろしくお願いいたします。
【12/30 戸塚駅~舞岡公園で撮影した生きもの】
アオサギ、アオジ、イソヒヨドリ、ウグイス、エナガ、オオバン、ガビチョウ、カワセミ、キジバト、キセキレイ、コガモ、コゲラ、コサギ、シジュウカラ、シメ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、メジロ、モズ、ヤマガラ、ヤマシギ
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