【小記事】私のPhotoshop加工ではこれが限界 | 首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

雑誌編集者である著者が自ら首都圏の公園や自然地に足を運び、そこで出合った生きものの情報をお届けします。
都会の印象が強い東京にも、カワセミやタカ、多くの昆虫が暮らしています。「首都圏ってこんなに生きものが多いのか」と驚かされる情報が満載です。

最近公私の都合で鎌倉によく足を運ぶ件は

前の記事でも言及したかもしれませんが

今日はその鎌倉関連でちょっとした小記事を。

新顔のカミキリムシが2匹撮れましたので

ここで紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

まずは7/28に撮影したこちら。

鎌倉市常盤のとあるテラスガーデンで

打合せ中に現れたカミキリムシです。

 

翅の一部が隠れてしまっていますが

特徴は十分把握できるので識別は可能。

フタオビミドリトラカミキリというそうです。

 

 

遭遇率・・・2 (アジサイが食草らしいので鎌倉には結構いるかも?)

インパクト・・・2 (せいぜい全長1cm少々)

美しさ・・・4 (細かい毛の生えた黄緑色)

俊敏性・・・4 (飛んで逃げられました(後述))

知名度・・・1 (意外にも昆虫エクスプローラには非掲載)

 

 

名前には「緑」とありますが、実際のところは

限りなく黄色に近い黄緑という印象。

まあ、こういうことは昆虫ではよくあります。

(ミドリヒョウモンなんかはその最たる例)

ミドリシジミのように正真正銘の緑色をしているのは

むしろレアケースと思ってもいいかもしれません。

 

識別には十分な写りでしたが、

やはりちょっと翅が隠れているのはアレなので

しつこく追いかけて撮影を試みましたが……↓

 

 

 

 

 

全身は写っているものの、

最近お馴染みの強すぎる直射日光のおかげで(せいで)

今度は頭部~胸部が真っ白に。orz

 

 

 

 

 

Photoshopでシャドウ・ハイライトを

限界まで調整してもコレでした。

むしろこれならトップの写真の方がマシ…。

 

よく晴天時は鳥の撮影には向かないと

鳥撮り界隈では言われておりますが

日照が強すぎると写し難いという点では

昆虫や山野草も大差なかったりします。

(ただし日光の角度を読んで味方につければ

曇天時よりも鮮やかに撮れる場合もある)

 

その後も角度を変えて撮影を試みましたが

上の写真を撮った3秒後に飛んで逃げられました。

何か日光を遮るもの(ノートや手帳など)を

持ってくればよかった……と後悔しても後の祭り。orz

 

 

 

 

 

もう1つ、別の日に撮った新顔のカミキリムシ。

こちらも鎌倉市内の緑地で撮影したもので

ヤハズカミキリといいます。

 

遭遇率・・・2 (希少種ではないようですが)

インパクト・・・2 (サイズはフタオビryより上だが地味)

美しさ・・・2 (模様が地味なので仕方ない)

俊敏性・・・3 (少なくともこっちは逃げなかったので(爆))

知名度・・・2 (何気にWikipediaに単独ページを持っている)

 

このカミキリムシは類似種がやたらと多いため

識別にはその都度図鑑などを引っ張り出す必要があります。

(例としてはビロードカミキリが挙げられます)

翅の後ろ側に黒い帯が入っているので

ここが見分けのポイントだとか。

 

 

 

さて、ここで報告ですが

2019年より使用している私のカメラが

本日謎の故障(原因不明)を起こしましたため

明日よりメンテナンスに出すこととなりました。

 

一方、公私ともにカメラがないと成り立たないため

今後のことも考慮してセカンドカメラを購入しようかと

考えております(修理には2~3週間かかる模様)。

早ければ明日にも買う予定ですが

またNikonにするか別のメーカーにするかは検討中です。

 

 

 

 

 

★次回、生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」は

 2022年8月21日(日)に開催いたします。

 行先は「小山田緑地」でございます。

 現在お申込を受付中です。ご興味のある方はこちらよりお申込ください。

 (講座の概要につきましてはこちらをご参照ください)

 

 

【小学校6年生までのお子さんのご参加につきまして】

小学校6年生までの方は、初回500円でご参加いただけます。

ただし、御父兄の同行をお願いいたします。