支離鬱々日記43 | 渡る世間にノリツッコミ リターンズ(兼 続日々是鬱々)

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フリーライター江良与一のブログです。主にニュースへの突っ込み、取材のこぼれ話、ラグビー、日常の愚痴を気の向くまま、筆の向くまま書き殴ります。

昨日、8都道府県を除く39県で緊急事態宣言が解除された。新規感染者数は減少しているし、何より経済的疲弊が続き、深刻な経済危機がコロナの脅威に勝るとも劣らぬほどの切迫感で押し寄せてきていることを考え併せると、まあ、妥当な措置なのではないかとは思う。

 

ただし、昨日の首相の会見でもあった通り、まだ本格的にアクセルを踏んで良い時期というわけではなさそうだ。ドイツ、韓国、そして発生源の中国で、規制を緩めた途端、再度感染が拡大し、慌てて規制強化に舵を切る、という事例が発生したばかりだ。こういう時こそ、うまいバランスの保持が求められるのだが、果たして、現政権にそのハンドリングを任せて良いものか?たかだか二枚の小さなマスクを配るのに、とんでもなく手間取ってみたり、連立与党の片方の党首に「お説教」食らってようやく給付金の手続きを簡素化したりと、行き当たりばったりに傷口ふさぎをしているような印象しか持ち得ない。基礎疾患のある人は、コロナウイルスに感染すると、たちまち衰弱するというが、安倍政権という基礎疾患の上に、もろにコロナ禍が乗っかってしまい、危機的状況の重篤化が止まらないという様相を呈しているように思う。貨幣なんざ、足りなきゃ足りないだけ刷れば良いんだ、財政破綻なんかしねーよ、という趣旨のMMT理論なんてものがあるようだが、この際、それを大胆に採用して、全ての国民が3ヶ月くらいは遊んで暮らしても大丈夫なくらいの金をばらまいたらどうか?副作用がある薬品でも、そのものズバリの疾病に効くなら投与しなければならない時期があるように、今の状況に関しても、劇薬の投与が必要とされているように思う。

 

マスクといえば、一時の品不足、高価販売というものがようやく緩和の方向に向かっているようだ。先日、不織布使用の使い捨てマスク(50枚入り)を注文したら、翌日には届いた。価格の方は2000円ほどと、通常時の特売価格と比較すれば、まだ3倍程度と高価ではあるが、一時の50枚入り5000円とか、マスク本体の価格は999円だけど配送費に1万円かかるとかいう暴利貪り状態からはどうやら脱したようだ。普段はマスクなど扱わない、いろんな業者が様々な伝手を使ってマスクを仕入れたようだが、どんどん乱売の様相を呈し、店頭価格もかなりの速度で下落しているようではある。今の市中在庫の大半は中国製で、結構な粗悪品が混じっているとも聞く。私が通販で買い求めたものはきちんとしたものだった(少なくとも最初の数枚は、だが)。また、国内のアパレルメーカーが国産の水着用の生地を使って作った繰り返し使用可のマスクも、注文から三日ほどで届いた。

 

そして全く配布される気配のないアベノマスク。発送体制、品質保持などツッコミどころ満載。話題作りと目線そらしのためのダミー政策ではないのか?という気までしてくる。検事総長の定年延長という重大な問題を強引に押し通そうとしているしなぁ…。

 

通販といえば、まあ、いろんなものを買ってしまっている。巣ごもりが始まって以来、

カレー用のスパイスセット(通算二回)

ドライイースト、製パン用強力粉(この二つは店頭になかった。家籠りで、自宅でパンを焼く人が増えた、という報道が影響したらしい)

ナッツ(通算三回。ほぼ毎日家飲みしているのでツマミとして消費が激しい)

枕用の補充ビーズとヒノキチップ(すごく良い香り)

折りたたみ式サイドデスク(在宅勤務用。これは結構重宝してる)

密閉式のヘッドフォン(集中する時用)

スマートウォッチ

Excelの通信教育(会社からの補助あり)

パスタ、オリーブオイル、トマト缶(これもさっきの自家製パン材料同様、店頭からことごとく消えていた…)

冷凍餃子(帰省時にまとめ買いする店からの取り寄せ)

dancyuの高級食材(ソーセージ、メロン他)

新しいFIREHD(6月発売のものを予約)

などを買い求めてしまった。しかし、外出したと思えば安いものだ。一応全て必要なものだし。今の世の中、外出して店頭にまで行かないと買えないものというのはそうそうない。