番外編で500円硬貨用への応用です。

 


 

フィルムケース上部は10円用と同様にコイン外周に合わせてカット。

ケース底からは、少し深めで約4mm。

 

で、コインを受ける部分が問題。

 

ケースの内径は約3cmなのですが、入り口から底にかけて

ほんの少しだけ狭くなってます。

 

なので、ペットボトルのフタは、入り口は入りますが、奥まで入りません。

 

何か良いものは無いかと家の中を散策。

 

ちょうどよい大きさのものを見つけました。

 

これ↓

カルピス希釈用のフタの部分。

 

これを余計な出っ張り部分を切り落としたら、ピッタリでした。

 

受ける部分もいい感じの曲線。

 

内側もバネの径にピッタリ。接着の必要無しです。

 

受け部分は、フィルムケースにピッタリ合えば

何かの容器のフタでも何でも良いので参考程度に。

 

 

バネの硬さ太さ長さも好みなもので構いません。

 

 

500円用は、少しだけ径が大きいですが、使用上は何の問題も無し。

 

 

15枚くらい入ります。(バネによってはちょっときつい)

 

底が抜ける可能性もありますので、心配な場合は接着をお勧めします。

 

難しい加工は一切無し。

特別な工具も必要無し。

 

フィルムケースとバネと何かのフタで簡単に作れます。

(ヘビーユーザーでなければ、価格の高い出来合いのものを買う必要無しです。)

 

500円以外でも、使う分には100円でも10円でも5円でも50円でも大丈夫。

 

キャッシュレスの時代に逆行しますが

夏休みの工作にも使える自作コインシリンダー(コインホルダー)です。

 

 

かかった材料

バネ(SR-2019) 155円

フィルムケース 8個入り 384円 (1個48円)

(その他:瞬間接着剤)

 

総額:539円 1個分 約203円

 

 

フィルムケースの底側をコインの入り口にするので、

カッター・ニッパー・ルーターなどでコツコツと加工します。

(手を切らないように自己責任で。)

 

コイン出口の形状等は、人それぞれだと思いますが、

フィルムケースの中央にちょっと出っ張りがあります。

その部分を押さえとして残すか、切り落とすかでも使用感はちょっと違います。

 

形状として採用したのは、出っ張りを無くし、コイン外周の半円状にしました。

 

側面は、ケース底から約3mmで切り落としました。

(出しづらければ、もう少し落としてもいいかと)

 

 

バネは、そのままでは短いので6cmくらいまで引っ張って伸ばします。

それをホルダーに接着剤で付けます。

(接着しなくてもそれなりに使えますが、真ん中にないとなんか見た目が良くないので)

 

 

透明ホースは長さ44mm、切込みは約2.5mm

(実際にはケースの中に入れてから切れ込み部分をケースに沿って切りました)

 

加工は以上。

 

ケースにホースを入れ、ホルダーを付けたバネを入れ、蓋をして完成です。

 

バネ限界まで入れると24枚くらいまで入りますが、

使用上は15枚くらいがいいかと思います。

 

ちゃんとフタがパチッと閉まっていれば、抜けることは有りませんが、

心配な場合等は、蓋を接着したりすれば完璧です。

 

10円用で作りましたが、もちろん、500円以外でも使用できます。

 

これ、そのままでもいいですが、

好きな模様等を印刷してケースとホースの間に挟むと

オリジナルでカスタマイズできます。

 

 

底や側面にも余裕がありますので、フック等も付けられます。

 

 

かかった材料

マグネットホルダー 4個入り 469円 (1個約118円)

バネ(SR-2019) 155円

フィルムケース 8個入り 384円 (1個48円)

透明ホース 1m 500円 (1個分で約30円)

(その他:瞬間接着剤)

 

総額:1508円 1個分 約351円

 

 

 

 

 

 

 

自作で個うんシリンダーを検索すると、何件かヒットしましたが、

無骨過ぎる塩ビ管や、3Dプリンター、適当な容器など、

どれもちょっと想像と違うので、もう少し作りやすいものを考えてみました。

 

試行錯誤の末にたどり着いた材料を順番に。

 

まずは、容器から。

欲しいのは、5円、10円、100円が入る大きさで考えました。

 

リップクリーム・のり・100均のコインホルダーなどなど。

 

しかし、どれも、小さい・大きい・長いなどちょっと違う。

 

で、思い出したのが、フィルムケース。

500円を入れている記事を思い出し、ケースを探すも・・・無い。

 

密林で検索し、塗装用として売られている

8個384円のものをポチ。

 

 

当時キーホルダーののコインホルダーよりも

1cm位高いですが、まあ、いいか。

 

 

次に、コインの受け皿

ちょっと厚みがあって24~25mmくらいが理想。

 

ホームセンターで10円を持ってサイズを合わせながら

ワッシャー・塩ビ管など探し回り・・・・・。

 

一旦、25mmのワッシャーを持って、2枚貼り合わせるとか考えながら

もう一回り。

 

ピッタリな形のものを見つけました。

 

 

マグネットは余計ですが、形はちょうどいい感じ。

サイズも24mmで10円よりもほんのちょっとだけ大きい。

 

新潟精機 マグネットホルダ 24R

4個 469円

(その後、密林では350円くらいで売ってました)

 

次に、上下させるために必要なバネ。

こちらもホームセンターで。

袋の中で、ちょっとビヨンビヨンとお触りして、

適当な硬さで、圧縮したときに厚すぎないものを。

 

選んだのは、

 

径が細すぎず、触った感じが良かったので。

全長が28mmで短いですが、伸ばして使えば大丈夫そう。

圧縮時は1cmくらい。

 

 

基本的にはこれだけでも機能はします。

が、ケースの中で安定感が有りませんので、

ケースとホルダの間に挟める筒状のものが欲しい。

 

見つけたのは、30mmの木の丸棒。

これの中をどうにかくり抜くか。

 

持ったまま、塩ビ管コーナーへ。

30mm(内径25mm)のものが有りましたが、全長2m。

 

フィルムケースが半透明なのでどちらも見た目が良くない。

 

で、結局どちらも戻して、あきらめかけましたが、

丸い筒状のもの・・・・・ホースを思いつき、コーナーへ。

 

 

ちょうどいいものがありました。

外径30mm、内径25mmの切り売りの透明ホース。

1m 500円。

 

実際は、このホースにたどり着く前に、椅子の足につけるゴムでも試作しましたが

見た目が悪くてやめました。

 

 

部品は以上、4点のみになります。