こんばんは。
いつもの活動報告もしたいのですけど、
もう一つ書いておこうと思いまして。


著者になるべく、出版塾に参加中ですよと
前回ご報告しました。

当然、ずっとこの状態が続くわけではなく、
学びには期限があるのです。
編集者さんへの最終プレゼンに向けて、
学んだり準備したりしています。


プレゼンで編集者さんの手が挙がって、
出版できるかも?という状態になるので
まだ何も決まっていません。




今わたしが書き留めておきたいのは、
入塾してしばらくの頃のことです。



普段、芸道とも言われるジャンルで
邦楽に携わっていて、

本当にこういう芸術や教育を扱う面を持つ
仕事に携わる自分って、

色々世の中のことに疎いな
とつくづく感じました。



周りで学ぶ方は、法人代表の方も多く
「あらー、もしや!
しまったかもしれない」
と思ったのですよ。



わたしは今の時代に、
邦楽ジャンルや
日本の文化を伝えるにあたって

色々考えて仕事をデザインしたり
発信しているつもりです。


もちろん受け取って下さるお弟子さん・
生徒さんのことも
考えているつもりです。



ですけど、
やはり他ジャンルの企業さんと比較すると
色々甘い!



当然芸術を一線上で捉えるのは
違うとは、分かった上です。


それでも、
リアルな「今」を見つめることが
足りないと感じました。



扱う芸にしても

古典ジャンルも大切にしつつ、
現代曲のジャンルも演奏する、
伝統も革新も扱う
そんなポリシーでやってきました。


王道を外さずに
可能性も探す感じでしょうか。



そのように工夫していると言っても、

一般企業さんの
顧客がどうしたら購買意欲をもってくれるのか?


そんなことは、生々しいとして
芸術家でそんな風に
意識を向けている人は、
少ないかもしれません。


パトロンがいる時代は良かったのかもしれませんが、
今はそんな風に何も生きる心配をせずに
芸術だけできる人は少ないと思う



でも芸術を言い訳にして
現実を見ていない点も大いにあるなと
実感したのです。



伝わらない事には原因がある



伝えようとする姿勢が足りない。


工夫も足りない。



今は、お高く留まっていられたような時代ではない、
とっくに。


もっとそこを
思い知ろう!そう思った訳です。



本の企画に触れても、
まだまだ険しい道が待っていました…。


続きはまた今度。