こんにちは、元気で活動しています!

業界に関しては痛手のことが多い昨今です。
私たちのジャンルも発表してナンボ!のもの。



舞台以上に、

本番以上に学べるところはないという教えで
育って来ましたが、それが覆されたここ数年。

 

 

人間というのは、

本当に楽な方に流れる仕組みを持っているそうで、
つまりは生き物として省エネに生きる方に流れやすい

と聞くと納得ですよね。

 

 

舞台が時折あって当たり前のストレス度に

慣れていたのが、

めっきり、ぱったり無くなってしまったら、

せっかくトレーニングして

通常はちょっとした舞台には慣れて、

大げさなものではなくなっていたのに、

 

また久しぶりに体験すると

そのストレス値が

高く感じられてしまうことでしょう。

 

 

お稽古しかり、何もしなくなると

何もしないに慣れてしまう。

 

 

この数年に失ったものは、

本番の機会というだけでなく、

私たちの舞台経験値、

そこへ臨むため慣らした体感覚、

言い換えると

軽やかにがんばれるテンションを

 

グッと押し下げてしまったことが

最も残念で大きいと思っています。

 

 

 

この間も何かしらをやり続けて

学ぶ意欲をキープしてきた人は違うと思いますが、

色々業界の損失には間違いないと思います。

 

 

わたしたちジャンルは古くは奈良時代、江戸時代、

第二次世界大戦を経て今があります。

 

 

ここまで失わずに紡いできた文化を支えたのは、

今のようにテレビやインターネットもない時代の

各地の熱意や志のある方々だと思います。

 


むしろこのように情報が早くないのも

良かったのかもしれませんが、

結局は思いの強さだなと思います。

 

 

この先踏ん張るのも、

各地の志ある方々の肩に掛かっています。

わたしも大切に伝え、

面白い変化や革新を次の世代にバトンタッチしていきたいものです。

 

 

そんな訳で、

川守社中はこのあと

9月23日金沢市民音楽祭に出演するべく、

リハーサルを先日行いました。

 


 

また、個別には

福井県伝統芸能新世代コンクールに出場するもの、

 

 

お声掛け頂き、いしかわジュニアアートステージ

(能登公演)に出演させて頂くもの、

 

 

それぞれがんばっています。

 

 

 

8月18日は親師匠のご命日、

毎年お礼にお伺いするのですが今年も近況をご報告しに行ってきましたよ。

 


社中の皆の活躍を眼を細くして

見られることでしょう。


市民音楽祭で弾く曲は、

かつてよく親社中で演奏された曲で、

先生とも弾いた曲です。

 

 

皆難しいけど、合奏が楽しいと言っています。

皆で楽しんで演奏して、

本番を経験して、

ついでに腕も上げちゃいましょうね!

楽しみです。